公務員はプログラミングを学ぶのはオススメ!でも注意点が・・【元公務員が解説】
「プログラミングを学んで業務を効率化したいけど、本当に公務員の仕事で使える?」
「実務で使えるスキルを身につけたいけど、どう学べばいいかわからない…」
「どういうプログラミングがオススメなの?」
これらの悩みを抱えている現役公務員の方、多いのではないでしょうか。
私も定例的な業務を数えきれないほどこなしてきたので、その気持ちは痛いほどわかります。
忙しい公務員の仕事の中で、新しいスキルを学ぶのは簡単ではありません
しかし、学ぶことで確実に業務負担を減らす方法があります。
結論から言うと、公務員の業務に必要なプログラミングスキルはVBAです。
初心者はエクセル、ワード、パワーポイントなどMicrosoft Officeの基本操作の底上げが最も効果的です。
また、もし転職を考えているなら、プログラミングを基礎から学びましょう。
いずれにしてもオンラインスクールを利用するのが最適です。
具体的にその理由も含めて解説していきます。
私も公務員として20年以上働いてきた経験から、実践的なアドバイスをお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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公務員にプログラミングは必要?学ぶべき理由は?
近年、プログラミングはあらゆる職種で重要視されています。
では、公務員にとってもプログラミングは必要なのでしょうか?
結論から言えば、必ずしも高度なプログラミングスキルは必要ありません。
ですが、Microsoft Officeの操作スキルの底上げは大きな強みとなります。
というのも、公務員の仕事においては、個人情報保護やセキュリティの関係で、貸与されたPCで行えることは限られています。
そのため、外部ツール等を自由に使えない場合が多く、ネットワークに頼らずにPC内で完結できるスキルが求められます。
しかし、エクセルやワードであればそういったセキュリティの影響を受けずに操作できるため、業務の効率化にとてもつなげやすいです。
まずはエクセル・ワード・パワーポイントのスキル底上げを
公務員の業務で日常的に使われるのは、エクセル、ワード、パワーポイントなどの基本的なOfficeソフトです。
これらをしっかり使いこなすことが、文書作成、資料作成、データ統計等さまざまな業務の処理時間が短縮されます。
公務員は必ずしもパソコン全般に詳しくなくても、採用されれば働くことができます。
そのため、内情としてPCの基本スキルが身についていない職員は意外と多く、得意な人に聞きながら進めるような状況もよく見られます。
公務員業界でも、いわゆる「パソコンが得意な人」は求められています
つまり、PCスキル全般の底上げは、公務員としての仕事の質と、貴重な人材として周囲の評価を高める基礎となります。
公務員がさらに効率化を目指すならVBA
エクセル・ワード・パワーポイントの知識を深めるだけでも業務は効率化できますが、公務員の仕事の多くは、定型的な作業が多くを占めます。
中でも、エクセルでは複雑な計算やデータ分析が行えますが、単に関数を使うだけでなく、VBA(Visual Basic for Applications)を用いて自動化できれば、さらに効率的です。
特に、繰り返しの作業やエクセルで作られた独自の様式が多い公務員の業界では、VBAを使ってボタン一つで一連の作業を自動化できると、時間の大幅な節約になります。
たとえば、様式に合わせたコードをVBAで構築できれば、決まった形式の資料作成やデータ整理をワンクリックで済ませることができ、これによって他の重要な業務に集中する時間が増えます。
特に地方自治体や行政機関では、人手不足が問題です
そのため、欠員の補充が出来ない状況も生まれており、少ないリソースで多くの仕事をこなす必要があります。
そこで、VBAのような効率化ツールを使いこなすことは、公務員としての業務負担を軽減していくれる大きな助けとなるでしょう。
実務で即戦力!プログラミングスキルが役立つ場面
VBA以外にも、プログラミングとして扱う言語は多種多様です。
プログラミングを学んでいればITスキルも上がっていきます。
ITの基礎部分を学ぶだけでも、業務の見方が変わり、改善できる場面が各段に増えます。
ネットワークトラブルが解決できる
公務員が業務で扱うデータは基本自治体ごとのサーバーに保存されていますが、突然庁内のイントラネット(内部ネットワーク)が使えなくなることがあります。
復旧するまで全く仕事が進まない時とかありました・・・
原因は些細なものから色々ありますが、知識があればネットワークトラブルの原因究明が可能になり、場合によっては復旧することもできるようになります。
どこかの電源が入っていなかっただけ。とかもあったりして大騒ぎ・・・
効率的な処理方法が見えて改善できる
報告系の様式は、エクセルやワードが使われることが多く、多くの部署で統一された様式を用いられることが多くあります。
さらに、統一された様式にそれぞれの部署の違う担当が、同じような内容のデータを共有して打ち込むことがあります。
しかし、この様式に大きな問題があります。
エクセルやワードに詳しくない担当者が、単純に枠を作っただけのデータを共有し、そこに文字や数字をひたすら打ち込むという状態が起きます。
コレが無駄というか非効率的というか・・
このあたりのとても非効率的かつ面倒な業務が、劇的に改善されます。
たとえば、ワードのスタイル設定やテンプレートの活用で文書作成が一貫性を持って効率的に進められたり、エクセルでは見やすく自動計算機能を付けるなどによって、正確かつ素早く完了させることができます。
改善できたら皆にシェアすることで、全体の業務負担を軽減することができます。
あなたはITスキルが高い人という評価が高まり、さらなる活躍が期待できます。
ベテランが若手に指導できて威厳が保てる
プログラミングやOfficeスキルの強化は、ベテラン公務員が若手職員に指導する際にも大いに役立ちます。
今の若年層は幼少期よりパソコンやタブレットに触れる機会が多く、明らかに昔よりもITスキルの基本レベルが高いです。
ひと昔前の世代がスキルをそのまま学ばずにいると、遅れをとることになります
ITスキルが低いままでも公務員はやっていけますが、キャリアは積み重なりつづけます。
結果「パソコンが使えないのに給料は高い人」認定されてしまい」後輩や若手からリスペクトされにくくなってしまいます。
VBAやOfficeソフトの業務に即した実践的な活用方法を若手に教えられるレベルでいることで、先輩や上司としての威厳と、チーム全体の業務効率が向上し、組織全体のパフォーマンスを底上げすることが可能です。
プログラミングを学ぶにあたって【公務員としての注意点】
ここまで読んだ方で、公務員としてプログラミングを学ぶべきかどうか、迷う方も多いでしょう。
確かに、プログラミングスキルは業務効率化や転職市場での武器として役立ちますが、学習を始める前に注意すべきポイントもいくつかあります。
公務員としてのキャリアを考える際の注意点を詳しく解説します。
公務員を続けていくなら基礎の延長で良い
もしあなたが今後も公務員としてキャリアを続けていくつもりであれば、無理に高度なプログラミングスキルを習得する必要はありません。
むしろせっかくの知識を持て余してしまう可能性があります・・
公務員の業務で最も役立つスキルは、エクセルやワード、パワーポイントなどの基本的な操作スキルの延長線上にあります。
これらのスキルをしっかりと使いこなすことで、業務効率化やデータ処理の自動化を図ることができ、十分な効果を発揮します。
例えば、エクセルを使った簡単な計算式を組むだけでも、毎日の繰り返し作業を自動化し、大幅な時間の節約が可能です。
また、ワードでのテンプレート設定やパワーポイントでの効率的なスライド作成スキルを磨けば、日常業務において大きな助けとなるでしょう。
ちょっとした技術があるか、そうでないかだけで、仕事の効率性が段違いに変わります
繰り返しになりますが、公務員の仕事は、セキュリティの厳しい環境で行われているため、ネットワークを使った外部ツールや高度なシステムを導入することが難しい場合が多いです。
そのため、まずは与えられたリソースと既存のソフトウェアの機能を最大限に活用し、業務を効率化することが現実的な選択肢となります。
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お金と時間をある程度掛ける必要がある
プログラミングを学ぶ上でのもう一つの注意点は、学習に時間とお金が必要になるという点です。
特に、プログラミングスクールやオンライン講座を利用する場合、学費がかかるだけでなく、日々の業務の合間に学習時間を確保する必要があります。
公務員としての業務が忙しい中で、自己投資としてプログラミングの勉強に時間を割けるかどうかを考えることが重要です。
また、学んだスキルをすぐに仕事で活用できるかどうかも考慮しましょう。
たとえば、高度なプログラミング言語を学んでも、日常業務で使う場面が限られている場合、そのスキルはすぐには実践で役立たないかもしれません。
逆に、既存のエクセルやワード、パワポなどの操作やVBAのようなスキルは比較的短期間で習得でき、公務員の業務に直結するため、コストパフォーマンスが高いといえます。
そのため、まずは基礎的なスキルから始め、徐々に学びを深めていくことが賢明です。
高額なスクールに入会する前に、無料のyoutubeや書籍で基礎を固めるのも一つの方法です
プログラミングは自己投資として非常に有益ですが、時間と費用のバランスを考えながら学ぶべき事項を絞って進めることが業務に活かすカギとなります。
仕事しつつ無理なく学ぶ!おすすめのITスキル学習法
忙しい公務員でもOK!オンラインスクール学習
仕事を続けながら自宅で学習できるオンラインスクールは、忙しい公務員にとって理想的な選択肢です。
え、独学じゃダメなの??
確かに独学ならスクールに比べて圧倒的にお金も掛からず、メリットもあります。
独学が悪いという事ではありませんが、個人的にはゼロからの独学というものは相当な回り道をして、時間を無駄にしていると感じています。
回り道をして時間をかけてしまったり、つまづいてしまうと人間はモチベーションが続きません
特に技術系の学びは、困ったときに聞けない独学だと、万人にオススメしがたいです。
私も様々な習いごとに挑戦してきましたが、やはり既に活躍している方からの学びが一番効率的で上達が早いと実感しています。
また、公務員であればスクールに投資するお金は十分に用意できるはずで、優先すべきは「費用」よりも「時間」ではないかと考えます。
適切な指導を受けて最短で学びを業務に活かせば、自然と周囲の評価は高まり、後々昇進等で「費用」の部分は回収できます。
このような色々な理由から、独学<講座。
さらに、場所を選ばないオンラインスクールが公務員には最適です。
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プログラミングスキルは転職でも活きる
諸事情で公務員から転職したい方も多いはず。
ですが、何も強みを持たずに転職するのは良くありません。
何を強みとして良いか分からなければ、とりあえずプログラミングを身に着けることをオススメします。
公務員という組織で勤めている間にスキルを蓄えて、好条件での転職を目指しましょう。
プログラミングが転職市場において優位な理由
DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、多くの企業がIT人材を積極的に採用しています。
プログラミングスキルを持つことで、DX推進企業や新しいテクノロジーに対応した組織に転職しやすくなります。
特にIT業界やデータ分析などの分野では、プログラミングが必須スキルとなっているため、将来のキャリアを考えるなら学んでおくべきです。
幅広い業界での需要
プログラミングスキルはIT業界に限らず、金融、製造、教育、行政などさまざまな業界で必要とされています。
つまり、どこかしらに需要が存在しているということです。
需要があれば、働き口に困ることはありません
求められるスキルさえあれば、どんな時でも収入を得る手段を持てることになります。
特にデジタル化が進む現代において、データ分析やシステムの自動化に関するスキルは重宝されます。
市場価値の向上
プログラミングスキルを持つことで、自分の市場価値を大きく高められます。
IT分野では慢性的な人材不足が続いており、こうしたスキルを持つ人は転職先でより高い報酬や条件を提示される可能性が高くなります。
一方で、自分の価値を高めるために相応の努力も必要です。
生成AIでもコードはササっと作ってくれちゃう時代ですからね、、より人のニーズを意識して応える必要があります
自分ならではの強みを持って、継続的に腕を磨き続けることを怠らないようにしましょう。
フリーランスでも活躍!プログラミングで稼ぐには?
もし公務員を辞めて、フリーランスとして自由に働くことを考えているなら、プログラミングスキルは大きな武器となります。
ランサーズやクラウドワークスといった、フリーランス向けのプログラミングを必要とする依頼は無数に存在しており、培ったスキル次第で安定した収入を得ることができます。
評判が良ければ、高い報酬で大きな案件を任せてもらうこともあり、時間や場所に縛られない働き方が実現できます。
公務員もプログラミングは学ぶ価値アリ【まとめ】
公務員はプログラミング学ぶべきかどうかについて解説してきました。まとめると以下の通りです。
公務員にプログラミングは必要か?
- 高度なプログラミングスキルは必須ではないが、Microsoft Officeのスキル向上が業務効率化に繋がる。
- 公務員は外部ツールの使用が制限されているため、ExcelやWordなどPC内で完結できるスキルが重要。
- 特にExcelやWord、PowerPointのスキルを磨くことが、業務の処理時間を短縮する大きな武器となる。
エクセル・ワード・パワーポイントの重要性
- 文書作成、資料作成、データ統計など、日常的にこれらのソフトが使われる。
- 公務員の職場では、PCスキルが十分に身についていない職員も多いため、周囲に頼られるスキルとなる。
- Officeスキルの向上は、自身の業務の質向上だけでなく、周囲からの評価にも繋がる。
VBAを使った業務の効率化
- 公務員の仕事は定型的な作業が多いため、ExcelのVBAを活用することで業務を自動化できる。
- 特に繰り返し作業や定型の様式作成などは、VBAを使うことでボタン一つで作業を完了させることができる。
- VBAによる効率化は、人手不足が課題となっている地方自治体や行政機関での業務改善に大いに役立つ。
プログラミングスキルの実務での活用
- VBA以外のプログラミング言語も学ぶことで、ネットワークトラブルの解決や効率的な業務処理が可能になる。
- 効率化の視点を持つことで、ExcelやWordの設定に工夫を凝らし、業務の効率化が進む。
- プログラミングを学ぶことで、非効率な作業を劇的に改善し、他の業務に集中できる時間が増える。
· ベテラン職員が若手に指導できる重要性
- プログラミングやOfficeスキルの向上は、若手職員に対しての指導にも役立つ。
- 若手職員はITスキルが高いため、ベテラン職員がスキル不足だと指導が困難になる。
- VBAやOfficeスキルを活用して若手に指導することで、チーム全体の業務効率が向上し、組織全体のパフォーマンスが底上げされる。
公務員としての注意点
- 高度なプログラミングスキルは必要ないが、Excel VBAやWord、PowerPointなどのスキルは業務効率化に直結するため、優先して学ぶべき。
- プログラミング学習には時間とお金がかかるため、コストパフォーマンスを考慮し、基礎的なスキルから学ぶことが重要。
- 無料のYouTubeや書籍で基礎を固め、必要に応じてスクールに通うことで、効果的な学習が可能。
プログラミング学習の方法
- 忙しい公務員でも自宅で学べるオンラインスクールは、時間の節約と効率的な学習に役立つ。
- 独学よりも講座やオンラインスクールの方がモチベーションを維持しやすく、効率的にスキルを身につけられる。
- 公務員の仕事に直接活かせるスキルを最短で学び、評価を高めることで、将来的なキャリアアップも可能。
転職におけるプログラミングスキルの有用性
- プログラミングスキルは、IT業界やデータ分析など、転職市場で非常に需要が高いスキルである。
- 公務員からの転職を考える際にも、プログラミングスキルが大きな武器となる。
率直に言うと、公務員の雇用は安定しています。
そのため、無理にスキルを身に着けなくとも、特に問題なく勤め続けることはできます。
ですが、だからといって学ぶことを辞めずに、時間を捻出して業務に活きるスキルをぜひ身に着けてみてください。
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