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福利厚生

公務員が持つ保険証の色・番号・紛失時の対応を元公務員が詳しく解説

公務員の保険証
matauemoon

「公務員の保険証って何色?」

「保険証自体の色に意味はある?」

「どこで発行しているの?」

「保険証を紛失してしまったらどうする?」

このように思ったことはありませんか?

私も採用された当初は保険証について言われるがまま申請した後、発行されて病院に見せるために持っているだけでした。

この疑問点が解消できるよう本記事では解説しています。

結論としては、公務員の保険証は共済組合が発行しており、保険証の色に大きな意味はありませんが、番号には意味があります。また、紛失時も再度申請して発行してもらえます。

この記事で分かる事

・保険証の色や種類

・保険証の番号の意味

・保険証を発行し、管理する共済組合について

この記事を読むことで

・自身が持つ保険証の詳しい意味が分かる

・紛失時の対応や危機管理につながる

私は地方公務員として20年間勤め、職員の福利厚生業務も担当してきました。そんな私の経験を含め解説していきます。

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公務員の保険証の色や番号について

公務員の保険証

皆さんの持つ保険証の色は何色でしょうか?

実は、保険証の色は1つではありません。

では公務員の保険証の色や番号はどのように決まっているのでしょうか?

以下に詳しく解説していきます。

公務員の保険証はどこでもらう?

公務員の保険証は、公務員が健康保険制度に加入するために必要な証明書です。

これは、公務員が病気やけがをした際に、医療機関での治療費を一部負担するためのもので、共済組合という機関を通じて発行されます。

ちなみに、この「共済組合」については次の項目で紹介します

公務員として初めて採用された時、所属を通じて共済組合に加入手続きを行います。

手続きが完了すると、個別に番号が付与された保険証が発行されます。

この保険証には、公務員本人の情報が記載されており、身分証明書としての役割も果たします。

また、共済組合も一般の健康保険事業団体と同様に、収入に応じて家族も加入することができます。

公務員の保険証=共済組合が管轄

と覚えておきましょう。

保険証の色とその意味は?

保険証には色分けがされており、それぞれの色には特定の意味がありそうですが・・・実は大きな意味はありません。

なぜなら、この色は各運営者によって決められているからです。

よく、保険証の色でその人の勤め先がわかるなんていう話もありますが・・・果たしてどうでしょう

一般的に、現職の公務員に発行される保険証は青色や黄色が多いです。

保険者によって様々な色が使われることもあり、例えば赤色やオレンジ色ピンクや緑などが見られます。

とにかく色々なカラーを運営者の判断で決めて保険証を発行し、運用しているということですね・・

この色分けにおいて、他の保険者と同じ色合いになってしまうことも十分に考えられます。

というわけで、保険証の色で何かを判断するのは困難であると言えるでしょう。

保険証の番号は重要

保険証の色には大きな意味はありませんが、番号からはあらかじめ読み取れる情報があります。

保険者番号から読み取れる情報

保険証番号の桁数の違い

まず、加入している保険で全体の数字の桁数が変わります。

(1)国民健康保険・・・6桁

(2)社会保険・・・8桁

この時点で会社勤務か自営かその他かどうかが分かります。

保険証番号が示している内容

番号が示している情報は以下の通りです。①~④が連なって番号が付与されています。

①法別番号

被保険者が加入している公的医療保険の種類を表す2桁の数字

番号種別主な勤務先
01全国健康保険協会(協会けんぽ)中小企業の社員
02船員保険船員
06組合管掌健康保険大企業の社員
31国家公務員共済組合国家公務員
32地方公務員共済組合地方公務員
33警察共済組合警察職員
34公立学校共済組合/日本私立学校振興・共済事業団教職員
39後期高齢者医療制度

②都道府県番号

保険者が所在している都道府県を表す2桁の数字

③保険者別番号

保険者ごとに振り分けられている3桁の数字

④検証番号

保険者番号が正しいかどうかを識別するためのチェック番号1桁の数字

ご覧いただいた通り、この保険者番号からわかるのは、公的医療保険の種類や職業です。

社会保険の場合、保険者番号の初めの2ケタから、会社員や国家公務員、地方公務員といった職業についての情報を読み取ることができます

この保険者番号は医療給付を受ける際に非常に重要な役割を果たします。

公務員の保険証番号は共済組合が管理し、医療機関で診療を受ける際に提示することで、共済組合が医療費を負担するための基礎データとして使用されます

また、この番号は保険証の発行時に共済組合によって、加入者の氏名を含むその他の情報とも関連付けられています。

保険証の番号は、ひとりひとりに与えられている特別な番号の為、厳重に管理する必要があります。

身分証明書の1つに「保険証」が通用する位とても大事なものなので、紛失にはくれぐれもご注意ください

また、番号自体がむやみに漏洩しないよう、取り扱いにも十分注意する必要があります。

保険証の発行機関「共済組合」について

公務員の共済組合

公務員の保険証を管轄する機関「共済組合」について簡単に解説しました。

公務員として勤める上で知っておいて損のない情報です、ぜひご覧ください。

共済組合の役割

共済組合とは、公務員やその家族を対象とした福利厚生団体であり、主に年金管理、医療費を含めた各種給付事業で職員を支援するための機関です。

共済組合は、市町村・公立学校・警察などの職種ごとに存在していますが、それぞれの福利厚生事業を一手に引き受け、公務員の健康保険証の発行や管理、医療給付の支払いなどを行っています。

特に保健証にかかわる共済組合の役割のひとつとして、公務員の医療費一部負担があります。

現在は掛かった医療費の3割を本人、それ以外を健康保険組合が負担することになっています。

これは、公務員が病気やけがをした場合に、治療費の負担を軽減するためのもので、共済組合を通じて支払われます。

さらに、共済組合は公務員の扶養家族に対しても医療給付を提供しています。

公務員の配偶者や子供などの扶養家族も共済組合に加入する手続きをとることで、本人同様の医療費の給付を受けることができます。

これにより、公務員の家庭全体が医療費の負担軽減を享受できるようになっています。

公務員の生活の影には共済組合が支えてくれているんですね。

また、共済組合は公務員の福利厚生全般を担当しており、医療給付以外にも、出産や育児、介護から貸付など、さまざまな生活の場面で公務員を支援するための給付やサービスを提供しています。

公務員は職務に専念しながらも、生活全般にわたる支援を受けることができます。

保険証の取得と手続き

公務員の保険証

保険証を発行され手元に届くまでにはいくつかのステップがあります。

具体的に見ていきましょう。

保険証の加入手続き

公務員の保険証は、共済組合の組合員として加入することで発行されます。

この手続きは、公務員が初めて公務員として就職した際に行われます。

加入手続きの具体的な流れを説明します。

①採用後、所属を通して共済組合へ加入の手続き

(総務課・人事課が主な所属の担当)

②必要書類を揃え提出

(例:採用辞令書、身分証明書、経歴書、年金記録)

③共済組合で提出された情報を確認し、加入者として登録。

(個別に番号が付与され、その番号をもとに保険証が発行される)

④保険証発行、本人宛に渡される。

これにより、公務員は医療機関での診療を受ける際に保険証を提示することができ、医療費の一部を共済組合が負担することになります。

また、保険証は家族にも発行され、家族全員が医療給付を受けることができます。

保険証の管理は重要です。紛失や破損がないように注意し、医療機関での診療時には必ず持参することが求められます。

また、住所や氏名などの情報に変更があった場合は、速やかに共済組合に報告し、保険証の情報を更新する手続きを行う必要があります。

採用当初は発行に時間が掛かる【要注意】

採用されたばかりの公務員の方は、保険証の発行に時間がかかることもあります。

特に年度の初めは、多くの新規採用者が同時期に手続きを行うため、共済組合による保険証の発行が遅れることがあります。

採用後すぐに医療機関を受診する場合には、対策として以下の点を心得ておきましょう。

資格証明書の取得

採用された時点で資格があるということで、保険証が手元に届くまでの間、医療機関を受診する際には共済組合から資格証明書を発行してもらいましょう。

資格証明書は、あなたが保険者に加入していることを証明する書類です。

資格証明書の発行は、所属する共済組合で手続きが可能なので、各担当に相談してみてください。

受診時に全額負担、後日返還

もし資格証明書の発行も間に合わない場合には、医療費を一時的に全額自己負担することもあります。

その後、証明が発行され次第、医療機関に提出して払い戻し手続きを行うことができます。

ただし、大きい金額になりそうな場合は一時全額負担も大変です。資格を満たしているのであれば、担当に要相談がベストですよ

保険証を紛失してしまったら?

公務員の保険証紛失

公務員として保険証を発行された後に、誤って紛失してしまうこともあると思います。

不正に利用されない為にも、迅速かつ正確な対応が必要です。

ここでは、落ち着いて的確な対応ができるよう、保険証を紛失した際の流れについて詳しく解説します。

これらの手順に従えば、保険証の紛失時や再発行手続き時にも、スムーズに対応できます。

紛失時の再発行手順

紛失後は再発行手続きが基本となります。

ポイントとしては紛失したことを正式に届け出るということです。

一生懸命探して時間を過ぎてしまう前に、まず報告を優先しましょう。

もし見つかっても、返却する手続きを取れば良いので安心してください

共済組合への連絡

まず、保険者である共済組合に所属担当経由で速やかに連絡します。

紛失時の状況(いつ、どこで、どのように紛失したか)を詳しく報告しましょう。

あわせて再発行手続きを開始するため、必要な書類や手続きの詳細を確認します。

警察へ紛失を届け出る

保険証を財布と一緒に紛失した場合は、警察にも紛失届を提出します。

所定の様式に紛失した際の状況を同じように記入することになります。

この紛失届の提出により、万が一不正利用された場合の証拠となります。

ときどき面倒くさがってこの手続きをしない職員がいますが、とてもオススメできません・・。紛失したら届け出てください・・。

繰り返しになりますが、保険証は医療機関に受診するだけでなく、重要な個人情報が示されたものですので、慎重に取り扱いましょう。

保険証が見つかった場合の対応

紛失届を提出した後、もし保険証が手元に戻ってきた場合は、その旨を共済組合に速やかに報告します。

再発行手続きが進行中の場合、手続きの中止や必要な対応を確認します。

また、既に再発行された後でも、共済組合宛て返還する必要があるので、怠らないように注意しましょう。

公務員の保険証には情報が詰まっている【まとめ】

公務員の保険証について解説しました。

ポイントとしては以下の通りです。

【公務員の保険証】

・公務員が健康保険制度に加入するための証明書

・共済組合を通じて発行され、医療機関での治療費を一部負担

・個別に番号が付与された保険証が発行される

・保険証には本人の情報が記載され、身分証明書としての役割も果たす

・扶養家族も収入に応じて加入でき、同様に保険証が発行される

【保険証の色や番号の意味】

・保険証には色分けがされているが、色に大きな意味はない

・色分けは所有者の状態や種類を識別するための参考

・現職の公務員に発行される保険証は青色や黄色が多いが、その他赤色、オレンジ色、ピンク、緑なども使用されている

・色で情報を把握するのは困難

・番号からは保険者や職業に関する情報を読み取れる

・国民健康保険は6桁、社会保険は8桁

・①法別番号(例:31は国家公務員共済組合、32は地方公務員共済組合)

②都道府県番号、③保険者別番号、④検証番号で構成される

・番号は診療内容の記録や医療費の請求に利用される

・厳重に管理し、漏洩しないよう注意

【共済組合の役割】

・共済組合とは公務員やその家族を対象とした福利厚生団体

・年金管理、医療費給付、健康診断や予防医療の福利厚生事業を運営

・市町村、公立学校、警察などの職種ごとに存在

・扶養家族も共済組合に加入することで医療給付を受けられる

【保険証の加入手続き 】

・公務員として初めて就職した際、職場を通じて共済組合に加入手続きを行う

・必要書類(採用事例、年金記録等)を提出

・個別に番号が付与され、保険証が発行される

・扶養家族も同様に保険証が発行される

・年度初めは新規採用者が多く、共済組合による保険証発行が遅れることがある

・保険証が手元に届くまで、共済組合から資格証明書を発行してもらうなどの対策を

【保険証紛失時の対応】

・速やかに共済組合に連絡し、紛失時の状況を報告

・再発行手続きの詳細を確認し、必要な書類を提出

・財布と一緒に紛失した場合、警察にも紛失届を提出

・手元に戻ってきた場合も共済組合に報告し、再発行手続きの中止や必要な対応を確認。既に再発行された場合は、古い保険証を返還

公務員の保険証は福利厚生において重要な部分です。

保険証にも色々な背景・理由があることを、ぜひこのポイントを押さえて知ってみてください。

公務員の福利厚生についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

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この記事を書いた人
はたらく(元)公務員
はたらく(元)公務員
地方公務員として20年間勤続。若手の頃からプロジェクトのリーダー等を務めていく中で、人事評価で「S」を取得し続ける。同期の中で最速で昇進を果たすも、働き方に疑問を感じ退職。 現在は新たな生き方を模索しつつ、公務員時代のノウハウをブログにしています。
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