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【公務員か民間企業か迷っている方へ】元公務員が違いを解説

公務員と民間企業で悩む
matauemoon

「公務員として働くのが安定していると聞くけど、民間企業のほうがやりがいがあるのかな?」

「民間企業でのキャリアを積みたいけれど、公務員としての安定を捨てるのが怖い…」

「そもそも、自分には公務員と民間企業、どちらが向いているのか分からない…」

就職活動中の方や、公務員として働き続けるか迷う方々には、このような悩みがつきものです。

私自身も、公務員として20年間働き続けた経験がありますが、それでもどちらが「正解」なのかを一概に言うのは難しいものです。

簡潔に言うと、公務員は安定した職業ですが、業務内容や働き方は多岐にわたります。

一方、民間企業は業界や企業によって大きく異なる働き方があり、チャレンジの機会も豊富です。

待遇面もそれぞれ違いがあるので、まずは経験してみるのも良いと思います。

この記事で分かること

・公務員と民間企業の具体的な仕事内容やキャリアの違い

・あなたのキャリアに合った選択肢を見つけるための考え方

この記事を読むことで

・就職や転職で迷っているあなたが、自分に最適な選択肢を見つけられる。

・失敗しない社会人生活を送ることができる

20年間の公務員経験を元にした実践的な話を踏まえて、あなたの悩みに寄り添いながら、職業選択のヒントを提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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公務員と民間企業の違いとは?

公務員と民間企業で悩む

公務員と民間企業の違いを細かく見ていきましょう。

特に、待遇面においては自身の生活に大きく関わるため、しっかりチェックしましょう。

公務員は雇用保険の適用外

就職活動中の若手や、公務員から民間企業への転職を考えている方にとって、特に雇用面における違いは理解しておくべき重要な要素の一つです。

中でも、公務員と民間企業の福利厚生制度の違いは、企業規模によってそれぞれ異なるため、比較が難しいところがあります。

公務員の福利厚生は別記事で解説しています。

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しかし、公務員と民間企業の雇用の中で大きく違う部分は「雇用保険」適用の有無です。

民間企業で働く方々は、一般的に「雇用保険」に加入しています。

雇用保険は、失業した際に生活を支えるための給付を受けることができる制度です。

民間企業に勤めている場合、雇用保険料は会社と労働者の双方が負担し、失業時には「失業給付」を受け取ることが可能です。

一方、公務員は「雇用保険」の適用外となります。

つまり、公務員が退職した場合でも、雇用保険からの失業給付を受け取ることはできません。

その分を退職手当で補完する形になっています。

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公務員は雇用保険が適用されない一方で、安定した雇用環境と共済組合の存在によって、独自のセーフティネットが構築されています。

逆に、民間企業は解雇される心配はあるものの、雇用保険によって失業時の生活を支える仕組みが整っており、業界のリスクに対処しやすいという利点があります。

これらの違いを理解した上で、自分に合ったキャリア選択を考えてみてください。

仕事の内容

公務員と民間企業の仕事の内容は、根本的な理念の違いから大きく異なります。

ここでは、それぞれの違いについて詳しく解説します。

公務員の仕事の特徴

公益性の高い業務

公務員の仕事は、住民サービスの提供や地域の安全維持、インフラ整備など、公益性の高いものが中心です。民間企業では経験できない独自の業務があるのも特徴です。

営利目的ではない

公務員は利益を追求することを目的としていないため、営業や販売ノルマといった概念がありません。

お客さんに何かを売ることはありませんので、利害関係を除いた関係性を築くことができます。

業務の安定性

業務内容は法律や規則に基づくため、突然の変化が少なく、計画的に仕事を進めやすいのが特徴です。

大きな変更があれば国会で決定されるので、ある程度時間を掛けて降りてきます。

業界の垣根を超えた仕事

複数の業界にまたがる政策や事業を行うことが多く、民間企業とは異なる視点での広範な業務が求められます。

公務員の仕事は、「社会への貢献」が主な目的です

国や地方自治体などの公的機関で働く公務員は、営利を目的とせず、社会全体の福祉や安全を守るための業務に従事します。

このため、民間企業とは異なる独自の仕事のスタイルがあります。

民間企業の仕事の特徴

収益性が重視される

民間企業の仕事は、売上や利益を上げることが重要な目的となります。

そのため、マーケティングや営業活動、製品開発など、収益に直結する業務が多いです。

業界ごとの専門性が必要

民間企業では、業界ごとの専門知識やスキルが求められることが多く、特定の業界での経験やノウハウが重要視されます。

競争と革新への対応

市場の変化や競争相手との競争に対応するため、スピード感のある決断や柔軟な対応が求められます。

民間企業の仕事は、社会貢献に加えて「利益の追求」を目的としています。

企業は収益を上げるために製品やサービスを提供し、競争の中で成長を図ります。

民間企業も社会への貢献が一切ないわけではありません。ただし存続していくためには資金を必要とするため、利益を追求するということです

このため、仕事の内容も公務員とは大きく異なる点が多くあります。

公務員と民間企業の仕事の違いをまとめると、以下のようになります。

公務員民間企業
目的主に「公益」主に「営利」
業務の傾向法に基づき保守的市場に対応し変動
求められるスキル職種ごとの特化スキル業界ごとの専門スキル

このように、公務員と民間企業は、仕事の目的やスタイル、求められるスキルにおいて異なるため、それぞれができる仕事とできない仕事が明確に分かれています。

自分がどのような理念に共感し、どのような働き方を望むのかをよく考えて、キャリアを選択することが大切です。

給料や昇進における構造の違い

公務員と民間企業の給料や昇進の仕組みには大きな違いがあり、それぞれの特性を理解することで、より適切なキャリア選択が可能になります。

公務員の給料と昇進の特徴

安定した給料体系

言わずもがなですが、公務員の給料は法律や条例に基づいて定められており、業績や個人のパフォーマンスによって大きく変動することはありません。

近年では、人事評価制度によって若干ボーナスや昇給に差が付くようになっていますが、勤続年数を覆すほどではありません。

年功序列が基本

昇給は基本的に年功序列に基づいて行われ、長年勤続することで少しずつ増えていく形です。

そのため、短期間で大幅な昇給を望むことは難しく、ベテランと若手の業務量だけが逆転してしまうという事態も起こっています。

職務級や職責による昇進

昇進は試験や人事評価によって決定されますが、ポストの数が限られているため、一定の年数を要することが多いです。

成果を収めたことによって抜擢されるということはあまり見られません。

業界変動の影響を受けにくい

公務員の給料は景気や業界の変動にあまり影響されないため、経済不況時にも安定が保たれます。

特に、公務員の給料は平均値を取って決めているので、一部企業の不況によって下がるということはありません。

公務員は良くも悪くも「安定性」が際立っています。バリバリと仕事をしたい人がどう感じるかですね・・・

景気の影響を受けにくく、長期的な視点で見ると安定した収入が期待できますが、その反面、急激な昇給やボーナスの大幅な増加はほとんどありません。

公務員の給与の仕組みについてはこちらで解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

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民間企業の給料と昇進の特徴

成果に応じた報酬

民間企業では、業績や個人の成果によって給料が大きく変動することがあります。

営業成績やプロジェクトの成功などが評価され、昇給やボーナスに反映される仕組みです。

昇進スピードが速い

優秀な人材は早期に昇進することができ、マネジメントポジションや高収入を得るチャンスがあります。

一方で、経験年数が長くても、ある程度成果が加わらなければ昇進することはできません。

業界や企業の業績に依存

業界の変動や企業の業績が給料に直接影響するため、安定性には欠ける面があります。

経済不況や業界の不振時には、減給やリストラのリスクも考慮する必要があります。

専門スキルや知識の評価

特定の業界や職種での専門スキルや知識が重視されるため、資格を取れば報酬が上がるなど、企業に応じた報酬体系が形成されています。

民間企業では「成果主義」が重視される傾向があります。資本主義に則ったわかりやすい形であるとも言えますね

仕事で成果を上げれば、それが給料やボーナスに直結することが多く、昇進の機会も増えるため、公務員とは異なるダイナミックな報酬体系となっています。

公務員と民間企業の給料・昇進構造の比較

公務員と民間企業の給料や昇進の違いをまとめると、以下のようになります。

公務員民間企業
給料定期昇給で安定業績と成果で変動
昇進勤続年数を重視主に成果を重視
景気の影響少ない大きい

公務員と民間企業の給料や昇進に関する構造の違いを理解することで、自分のキャリアビジョンや働き方に合った選択をすることができるでしょう。

安定を重視するか、それともチャレンジングな環境での自己成長を目指すか、どちらを選ぶかはあなた次第です。

公務員と民間企業はどっちが楽?

公務員と民間企業で悩む

仕事的にはどっちが楽かなー・・できれば苦労はしたくない。

確かに少しでも楽できれば最高ですし、これは、多くの方が感じることだと思います。

結論として、どちらが楽だと断言するのは非常に難しいですが、選考基準に楽さばかりを追求してしまうのも要注意です。

どちらも楽とは言い難い

「公務員と民間企業、どちらが楽か?」と聞かれることがありますが、実際にはどちらも一概に「楽」とは言えません。

当然ですが、公務員と民間企業でそれぞれに違う苦労があるので、人それぞれの価値観や基準によって判断が難しいためです。

気温25度って暑いと感じますか?そうでもないですか?

というのと同じような感覚です(分かりにくいですけど・・)

公務員の苦労

多岐にわたる業務内容

市役所の窓口業務から、警察や消防といった現場での仕事、政策立案や行政管理まで、幅広い業務が存在します。

それぞれの職務によって求められるスキルや労働環境が大きく異なるため、一概に「楽な仕事」とは言い難い部分があります。

規則や立場による制約

公務員は法律や規則に従って業務を行わなければならず、柔軟な対応や判断が難しいです。

さらに、公務員は「公共サービス」に従事しているため、住民や市民への対応責任も重く、時にはクレーム対応や突発的な問題解決に追われることもあります。

サービス業に近い側面

住民の要望に応えることが主な仕事であるため、民間企業のサービス業に近い部分もあります。対人業務が多く、精神的なストレスを感じることも少なくありません。

民間企業の苦労

一方で、民間企業もまた、楽な仕事とは言えない現実があります。

競争の激しい業界や、成果を求められる環境に身を置くことが多いため、ストレスフルな場面も少なくありません。時には、非情な判断を求められることもあるでしょう。

ノルマや目標達成のプレッシャー

多くの民間企業では、営業成績やプロジェクトの成功が求められ、それが給料や昇進に直接影響します。

ノルマや目標を達成するためのプレッシャーは大きく、精神的な負担になることもあります。

業界ごとのリスク

特定の業界で働く場合、その業界の景気変動や市場の変化に大きく左右されることがあります。

個人の力量ではどうにもならない事情もあり、例えば不況時にはリストラや減給のリスクもあり、将来の生活に対する不安を抱えることが少なくありません。

長時間労働や変則的な勤務

成果を求められる一方で、長時間労働や変則的な勤務が常態化している企業もあります。

働き方改革が進んでいるとはいえ、依然として厳しい労働環境に置かれている業界も多いのが現実です。

このように公務員も民間企業も、それぞれの仕事には異なるストレスや負担があります

どちらも一長一短があり、「楽」な道は存在しません。

自分がどのような価値観や働き方を重視するかをよく考え、どちらが自分にとってより適切な選択肢であるかを見極めることが大切です。

結局のところ、自分自身のキャリアビジョンに合った選択をすることが、「楽」に働ける環境を築く鍵となるでしょう。

仕事が楽かどうかで判断するのはオススメできない

公務員と民間企業のどちらに就職すべきか迷う際、「どちらの仕事が楽か」という視点で判断するのはあまりオススメできません。

重要なのは、業務量の大小だけでなく、自分の価値観やキャリアビジョンです。

以下に、その理由を説明します。

楽な仕事にはやりがいが少ないことがある

業務量が少ない「楽な仕事」を選ぶと、やりがいや成長感が得られず、結果的に仕事が単調に感じてしまう可能性があります。

自分の能力を活かせる場面が少なかったり、成長が見込めないと感じてしまうので、長く続けることが難しくなることもあります。

事業内容の変化で業務量が増えることも

はじめは楽だと感じた仕事でも、事業の方向性が変わったり、職場の体制が変わったりすると、突然仕事量が増えることもあります。

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特に民間企業は市場の変化に対応するため、柔軟に仕事内容を変更することが多く、その変化に柔軟に対応できるかが求められます。

立場や役職で仕事量が変わる

同じ公務員や民間企業で働いていても、職種や部署、役職によって業務量は大きく異なります。管理職になると責任が増し、求められるスキルや仕事量も増大します。

したがって、現時点で「楽」かどうかを基準にするのはリスクがあると言えます。

判断基準として重視すべきこと

仕事を選ぶ際に後悔しないために、やりがいや成長の機会があるかどうか、自分がどのような仕事でやりがいを感じるか、どんなスキルを身につけたいかを明確にしましょう。

長期的なキャリアビジョン

5年後、10年後の自分の姿を考え、どの仕事が理想像に近づけるかを見極めることが大切です。

業界の安定性と将来性をみる

自分が働きたい業界が今後どうなっていくのか、安定しているのか、それとも変化の中で成長していくのかを考慮しましょう。

わざわざ低迷していきそうな企業に就職するのは、場合によってセカンドキャリアにも支障が出ますので要注意。

公務員と民間企業、どちらを選ぶにしても、「楽さ」だけでなく、自分にとっての「仕事の意義」や「成長の可能性」を考えることが、後悔のない選択につながります。

公務員か民間企業か就活に迷う人に考えてほしいこと

公務員と民間企業で悩む

全員がその時ベストな職業に就いていない

就活や転職を考える際、「公務員がいいのか、それとも民間企業がいいのか」と迷うことは誰しもあることです。

しかし、2ちゃんねるの開設者である西村博之さんの考え方を参考にすると、少し気が楽になるかもしれません。

彼は「好きなことや自信のあることを仕事にしても、それが長続きするとは限らない。仕事は仕事と割り切り、やりたいことは趣味として楽しむくらいでいい」と語っています。

実際、多くの人は自分にとって「ベストな仕事」についているわけではありません。

以下に理由をいくつか挙げていきます。

仕事はあくまで生活するための手段としている

多くの人は、仕事を通じて収入を得ることを主な目的としています。

そのため、必ずしも自分の好きなことや情熱を持っている分野で働いているわけではありません。

業界やスキルに合わせた選択

自分がやりたいことと、得意なことが違う場合があります。

公務員や民間企業で働く人々も、それぞれの業界の特性や求められるスキルに合わせて仕事を選んでいる場合が多いです。

全員が自分の能力と理想の環境が一致するわけではないので、ある程度の妥協が必要になります。

どの職業でも、やりがいを感じる場面もあれば、ストレスや苦労が伴う場面もあります

公務員でも民間企業でも、自分のキャリアに対する柔軟な考え方を持つことが大切です。

仕事に対して完璧な満足を求めるのではなく、「ほどほど」に楽しみつつ、人生のバランスを取ることも大切です。

どちらを選ぶにしても、自分の人生にとって最良の選択となるよう、柔軟な視点を持ちましょう。

何回転職したって良い

ひと昔前と違い、今では転職が当たり前の選択肢となっています。

公務員から民間企業への転職や、逆に民間企業から公務員へのキャリアチェンジも、一般的な選択肢として考えられるようになっています。

転職を通じて、自分に合った仕事や業界を見つけることは、キャリア形成において有効な手段となることが多いです。

また、優秀な人材が好待遇の環境に移るのは自然なことで、民間企業では、成果を上げた人材や特定のスキルを持つ人材は、他の企業からも高く評価され、好待遇で迎えられることが増えています。

公務員の業界でも民間企業経験者のノウハウは高く評価され、積極的に採用している自治体も存在しています。

1回目の就職で成功を求めるのではなく、何度でも転職のチャンスはあります。

ただし、そのために自分の能力を磨き続けることが重要です。

公務員として働く場合でも、民間企業での仕事を選ぶ場合でも、自分の専門性やスキルを持っていれば、転職市場での価値が高まります。

市場で求められる人材になることで、より良い待遇や環境で働くチャンスが広がるでしょう。

職業選択は一度決めたら終わりではなく、柔軟に考えることが大切です。

スキルアップやネットワーキングなど、自分の価値を高めるための行動を怠らず、常に成長を意識していきましょう。

公務員に必要な能力については別記事で解説しています。

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また、時期や自身の状況によっても選択は変わります。

公務員としての安定を求める時期もあれば、民間企業での成長を追い求める時期もあるかもしれません。

何度でも転職を重ね、自分に最適なキャリアを追い求めることは、これからの時代の新しいスタンダードと言えるでしょう。

まとめ

公務員と民間企業の違いについて解説してきました。まとめると以下の通りです。

雇用保険の適用

・公務員

雇用保険の適用外。共済組合が代替制度として存在。退職手当で失業リスクに備える。

・民間企業

雇用保険適用。会社と労働者が保険料を負担し、失業時に失業給付を受けられる。

仕事の内容と目的

・公務員

公益性の高い業務(住民サービス、インフラ整備など)。営利目的ではなく、法律や規則に基づく安定的な業務。

・民間企業

収益性重視(営業、マーケティング、製品開発)。市場の変化や競争に対応したスピード感と柔軟性が求められる。

給料や昇進の仕組み

・公務員

安定した給料体系(法律・条例に基づく)。年功序列が基本で、昇進には時間がかかる。景気の影響を受けにくい。

民間企業:成果に応じた報酬。業績や個人の成果が給料に反映され、優秀な人材は早期昇進も可能。業界や企業の業績に依存。

どちらの仕事が「楽」とも言えない

・仕事のストレスや負担

公務員:規則に縛られた業務、住民対応やクレーム処理などの精神的ストレスがある。業務内容は多岐にわたり、柔軟な対応が難しい。

・民間企業

成果やノルマの達成に対するプレッシャー、長時間労働、業界ごとのリスクに直面することが多い。

「楽さ」ではなく意義や成長で選ぶ

楽な仕事にはやりがいが少ないことがあり、長期的には不満につながることも。事業の変化で業務量が増えることも考慮すべき。

自分の価値観やキャリアビジョンを重視し、やりがいや成長の機会があるか、業界の安定性を確認することが重要。

就職や転職を考える際のポイント

・皆がベストな仕事に就いているわけではない

多くの人は仕事を収入を得る手段とし、必ずしも理想的な環境で働いているわけではない。西村博之氏のように、やりたいことは趣味にし、仕事は割り切る考え方もある。

仕事選びにおいて、全ての要素を満たす完璧な選択肢は存在しないため、妥協点を見つけることも重要。

・判断基準として重視すべきこと

やりがいや成長の機会、長期的なキャリアビジョン、業界の安定性と将来性などを考慮し、後悔しない選択を心がける。

この記事を書いた人
はたらく(元)公務員
はたらく(元)公務員
地方公務員として20年間勤続。若手の頃からプロジェクトのリーダー等を務めていく中で、人事評価で「S」を取得し続ける。同期の中で最速で昇進を果たすも、働き方に疑問を感じ退職。 現在は新たな生き方を模索しつつ、公務員時代のノウハウをブログにしています。 なお、公務員に特化した資産形成に関する無料メール講座を配信しています。 https://form.os7.biz/f/f88504d4/
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