「地方公務員必見!服装・髪型の印象づくりから最高の評価を得る方法」
地方公務員としての身だしなみは、公務員という職務上信頼を保つ上で非常に重要です。また、服装や髪型について一定のマナーがあります。
「公務員の服装やマナーがよくわからない」
「格好で上司に注意されたけど、何がOKで良い印象なの?」
「マナーの中である程度見た目を意識したいけど評価に悪影響が出そう」
など、公務員としての格好の境界線を疑問に感じることはありませんか?
私も所属部署によって、微妙にあるべき姿というものが異なっていて戸惑ってしまったことがありました。
しかし、ある共通点に気付きそれらの悩みは解消されました。
それは「公務員特有のTPOに合わせた装い」です。
というのも公務員業界の服装や髪型に正解はなく、周囲の様子を伺ってアジャストしていくというのが最適解になります。
とはいえ、それを感覚で掴んでいくのは、時間が必要です。
特に採用されて経験が浅い場合はセオリーがわからず、空気が読めない人に見られてしまうこともあるのではないでしょうか。
この記事で丁寧に説明していきますので、明日以降の勤務に役立ててください。
この記事では、
などを解説していきます。
これらを知ることで、外見等の要素からくる不要な評価の低下を防ぎ、着実な人事評価を積み上げることができます。
ちなみに私はこれらの不確定な要素を徹底して自分なりに分析し、人事評価は最高評価の「S」を取得し続けることができました。
また、その甲斐あって最速で役付き昇進を果たすことができました。
ぜひご一読いただき、公務員として働く上での最適解を皆さんに少しでも知ってもらえればと思います。
- 公務員の見た目全般で気を付ける事
- 地方公務員の服装における基本ルールとマナー
- 公務員の必需品!スーツの選び方とおすすめブランド
- 公務員のスーツに合わせるネクタイの色とデザイン
- 公務員のカジュアルな服装とは?
- 【これはNG】公務員の服装で注意すべきポイントと対策
- 公務員が髪型・髪色で与える印象と最適な選び方は?
- 公務員のピアスはOK?NG?規則や制限は?
- 公務員がパーマをかけるのはアリかナシか
- 公務員の印象を高めるポロシャツの選び方
- 【仕事アイテム】公務員の名刺は必要?重要性は?
- 公務員の腕時計はこれで決まり!最適な腕時計選び決定版
- 足元も大事!靴選びで失敗しない方法とは?
- 公務員の服装・髪型etc…はTPOに合わせて【まとめ】
公務員の見た目全般で気を付ける事
公務員の印象づくりにおいて大事なことをまとめると以下の通りです。
それぞれ別記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
これらをトータルで見た結果、第一印象が作られます。
あくまで公務員として勤務する際に無難な形であるということです
絶対にこうでなければならないというものは存在していませんが、各所属の身だしなみを示すガイドラインに沿った形であれば、間違いはありません。
少しでも改善できる部分は改善した上で職務に臨みましょう。
地方公務員の服装における基本ルールとマナー
結論としては、地方公務員の服装でルールやマナーはそこまで難しくありません。
厳格な規定は存在しませんし、紳士服売り場のセットコーナーで一式買えばOKです。
あえて指定してしまうとすれば、男性だと白ワイシャツに紺色スーツで問題なしです。
また、ビジネススーツは堅苦し過ぎず、シンプルなデザインが好まれます。
女性においては、スーツほどフォーマルでなくても問題ありません。
華美なものを避けたアースカラーやモノトーンといった装いが好まれます。
あえて系統で指定するなら、コンサバ系のファッションが適しています。
清潔感を意識し、柄物など過度に派手なものは避けるようにしましょう。
特に採用されて間もない頃に個性を出しすぎてしまうのは良くありません。
中には若手の服装を度々チェックする目ざとい先輩も・・・
採用後1年間はコミュニケーションをとりつつ、周囲の様子を伺っていきましょう。
その中で公務に適した服装のラインを見極めていくのがベターです。
また、会議や式典などの場合は、よりフォーマルな服装が必要となる場合もあります。
公務員業界では狭い人間関係から冠婚葬祭に出席することも多くあります。
このことから通常業務用のスーツに加え、黒の礼服も揃えておきましょう。
基本的に、公務員としての身だしなみは清潔感や上品さを意識し、常に相手の目線に立って考えることが大切です。
他者に不快な思いをさせるような服装を避けることがマナーと言えるでしょう。
公務員の必需品!スーツの選び方とおすすめブランド
先述の通り、公務員としてのビジネススーツは、清潔感があり、シンプルで上品なデザインが求められます。
スーツの選び方として参考となるものを以下に挙げます。
- 色・・・黒・紺(落ち着いた色)
- 素材・・・ウール・天然素材等
- サイズ・・ジャケットの袖丈は手首から1cmほど短いくらいが適切。
- パンツは、ウエストが指一本程度の遊びで、裾の長さは靴底にかかる程度。
また、ブランドで個性を出したい方もいると思います。
私がこれまでに見てきた、公務員の方々が着ていたあるあるブランドを参考までにご紹介します。
今はセットアップスーツがどこでも売られているのがありがたいですね。
しかし、ブランド以上に意識するべきは、スーツの選び方です。
特に、サイズが合ってないハイブランドのスーツを着ていたとて、何のプラスにもなりません。
価格帯やデザイン、素材などを比較して、自分に合ったビジネススーツを選びましょう。
- 場面に合わせたおとなしめのスーツの色やデザインを選ぶこと。
- 素材に注意し、安目立ちしないオーガニック素材や天然繊維を選ぶこと。
- サイズに注意し、身体にピッタリと合ったサイズを選ぶこと。
- アクセサリーや靴などの小物やコーディネートに合わせて選ぶこと。
スーツの手入れにも注意し、毎回クリーニングやアイロンがけを行い清潔感を保つようにしましょう。
これらのポイントを抑えることで、公務員のスーツ選びで失敗することを避け、上品で清潔感のある印象を与えることができます。
これ以外にも別記事では個人的に失敗しないスーツ選びについて紹介していますのでご覧ください。
公務員のスーツに合わせるネクタイの色とデザイン
公務員のスーツに合わせるネクタイは、堅苦しい無難な場合が多いですが、
「堅苦し過ぎるのも良くない」
というのが私の見解です。
一般的に、スーツが無地の場合
- シャドーストライプ
- 控え目ドット
- 黒紺色の抑えめペイズリー
このあたりで柄があると、失礼にあたらずオシャレに見えます。
逆に、スーツにやや柄が入る場合には無地のネクタイが適しています。
ネクタイの色は、スーツの色と調和を意識します。
例えば、
- 黒や紺色のスーツ・・シルバーやグレーのネクタイとの相性が〇
- グレーのスーツ・・モノトーンでないやや明るめなネクタイが〇
さらに、場面に合わせたデザインのネクタイを選ぶことで、より印象付けることができます。
服装に多少の彩りを加えて日々の業務を楽しく遂行できるのであればOK。
よくわからないし、特にこだわりもないです・・
そんな方は紺色のネクタイを揃えましょう。
それで充分ですし、評価に悪い影響はありません。
ネクタイはどこで買うのがいい?
率直に、ネクタイの購入場所については「どこでも大丈夫」です。
ネクタイの場合は着用するブランド等で評価が変わることはありません。
ネクタイの評価基準は「着けているか・着けていないか」です
紳士服売り場、ユニクロ、ドン・キホーテ、、皆さんそれぞれの場所で購入されています。
しいて言えばスタイリッシュでカッコいいデザインや、他と被らない形状を求める場合には、それ相応の価格で購入する必要があります。
1000~5000円・・よくある無難なデザインと模様
5000円~ ・・・個性的&オシャレなデザイン(ハイブランド品)
フレッシュマンの皆さんは、ネクタイのお金を掛けずに低価格帯で数本購入し、使いまわしていくことで充分です。
公務員のカジュアルな服装とは?
近頃はビジネスカジュアルが認知されてきました。
街中を見渡してみると、毎日カッチリスーツで出勤している人の割合も減ってきています。
そんな中で、公務員がビジネスカジュアルに対応するにはどうしたら良いのでしょうか。
世間ではゆるやかになってきていますが、結論としては
「過度に派手なデザインやカラーは引き続き避けていきたい。」
ということになります。
なぜなら、行政の世界は社会の変化を取り入れるのが非常に遅いからです。
一昔前の縦社会の名残を重んじる部署も存在する位、変化に対応していません。
注意してくるのはそんな一昔前の固定観念を持った上司達です。
また、ビジネスカジュアルって案外着こなしが難しいです。
何も考えずに着てしまうと・・
ダサい・清潔感ない・品もない
とマイナス要素の落とし穴がたくさんあります。
カラーコーディネートを少し学んでから挑戦してみてください。
それでも世間的には少しずつカジュアルになってきていますので、ワイシャツやスーツ以外を着用するのであれば以下の点を意識してください。
- シンプルな無地のポロシャツ
- 落ち着いた色(茶、黒)のチノパン
- デニム素材はカジュアル寄り。避けるが無難
- ジーパン、スニーカーは×。
フォーマルとカジュアルを合わせることで、程よいこなれ感が出ます。
違いを出す時には柄ではなく、落ち着いた色の強弱や対の色でオシャレ感を出すのがコツです。
例えば
- ネイビー系のトップスにホワイトの無地ボトムを合わせる
- 淡いブルーシャツにベージュのボトムを合わせる
- グレーのシャツに黒ボトムを合わせる
こういったように清潔感&落ち着いた印象を最重点で考えていきましょう。
また、足元にはブラウンのシューズを合わせると、より服装にこだわっている印象を与えることができます。
とはいえ、ちょっと難しいしコーデを考えるのは手間ですよね
そんな場合には、自分のサイズに合った白シャツと紺ボトムを買っといて着ればOKです。
鉄板中の鉄板コーデで、誰も文句を言う人はいないでしょう。
【これはNG】公務員の服装で注意すべきポイントと対策
公務員としての服装では、いくつかのNGポイントがあります。
それが
・派手な柄物や明るいカラー
・ビジネスシーンでのカジュアル
・サイズが合わない服
・シワや汚れが目立つ服
です。
では、これらのNGポイントを避けるためにはどうしたらよいのでしょうか?
一番の方法は
「白ワイシャツと無地スーツを組み合わせる」
です。
特に白ワイシャツはお金に余裕があるなら何着あっても損はありません。
また、シワや汚れを防ぐために、脱いだ後はハンガーに掛け、洗濯やクリーニングを定期的に行います。
オススメは形状記憶型のノンアイロンタイプです。
日々の手入れが楽になり、余剰時間で自己投資ができます。
また、靴もビジネスタイプのシューズを選び、目立つ汚れは拭き落としつつ、キズには手入れをしたり、場合によって早めの交換を決断しましょう。
いくつかのNGポイントを避け、適切な対策を行うだけでも、公務員としての信頼性や清潔感を高めることができます。
他者からの評価を意識するのであれば、必要経費と割り切ってあまりケチりすぎずに購入していきましょう。
公務員は社会的信用を背負い、国民の信頼を得るためにも、正確かつ適切な服装とマナーが求められます。
そのため、知っておくべき服装ルールやポイントをしっかりと把握し、適切な服装で業務にあたることで公務にも優位にはたらくことを意識しておきましょう。
公務員が髪型・髪色で与える印象と最適な選び方は?
髪型と髪色は、人の印象を大きく左右する要素の一つです。
心理学的には、第一印象はたった7秒で決まると言われており、その80%は視覚的な要素が影響しています。
公務員として職務に従事する際、周囲からの信頼感や親しみやすさを高めるためにも、適切な髪型を選ぶことが重要です。
特に髪型は顔よりも広い範囲を占めるため、髪のスタイルや質感、髪色が相手に与える印象は想像以上に大きいものです。
髪型が与える印象のポイント
清潔感
すっきりとまとまった髪型は清潔感を演出します。
前髪が顔にかからないようにすることで、顔全体が見えやすくなり、信頼感を高める効果があります。
堅実さ
シンプルで落ち着いた髪型は、堅実で真面目な印象を与えます。
たとえば、女性のショートヘアやボブスタイルは、女性らしさとスッキリとした印象を作り出しやすいです。
親しみやすさ
やわらかいウェーブやナチュラルなスタイルは、親しみやすさを演出します。
前髪をふんわりとさせることで、柔らかな印象を持たせることができます。
ですが、あまり柔らかすぎても、公務員という職業とマッチしないのでほどほどにしましょう。
髪色で与える印象のポイント
自然な色合い
自然な黒やダークブラウンは、落ち着きと信頼感を高めます。
特に公務員の場合、職業柄派手な色よりも落ち着いた色のほうが、相手に好印象を与えやすいです。
明るめの色
少し明るめのブラウンやダークグレーは、若々しさと親しみやすさを感じさせますが、派手すぎないように注意が必要です。
公務員としての職務環境や対人関係を考慮し、自分に最適な髪型と髪色を選びましょう。
髪型一つで職場での印象やコミュニケーションが大きく変わることもありますので、日々のケアを怠らず、自分らしさを大切にしたスタイルを見つけることが大切です。
髪型から相手が受ける印象の例を以下にご紹介します。
- 短髪やボブヘア・・スマートで清潔感がある印象。
- ウェーブやカールを加えた髪型・・柔らかく優しい印象。
- セットされた髪型・・キッチリしてかためな印象
- ナチュラルな髪型・・飾らない、素朴な優しい印象
- 黒髪・・清潔感があり、落ち着きや信頼性がある印象。
- 茶色・・垢ぬけた感じがあり、やや若さを感じさせる印象。
- 明るい髪色・・元気で明るい印象。個性を感じさせる印象。
なお、公務員という立場上、緑、赤、黄色など鮮やかな髪色は避けるようにしましょう。
黒か控え目な茶色で業務に従事している方が多数です。
近年では男女問わず茶色掛かった髪色も見受けられます。
絶対に黒髪でなければならないということでもありません。
髪型と髪色を選ぶ際には、マナーに配慮しながら、相手に与える印象・自分自身のキャラクターや公務員としてのイメージを考慮して、選ぶようにしましょう。
公務員のピアスはOK?NG?規則や制限は?
公務員のピアスについては一般的には、その職務の性質や公務員としての地位を考慮して、一部制限が設けられている職種もあります。
しかし、ほとんどの所属において、ピアス着用が禁止・罰則があるわけでもないので、基本的にはあまり気にすることはありません。
実際にピアスを付けて職務をされているのは女性が多い印象です。
ただ、やはり節度というものがありますので、過度な表現は避けるべきと言えます。
また、公務員がピアスを着用する際には、警察官や消防士のような公安職、危険な業務を行う職種では、安全性を確保するためにピアスの着用を制限されていることがあります。
裁判所職員や国税職員のような、公正な判断を求められる職種においても、身だしなみや服装に関して厳格な規定が設けられており、ピアスの着用が制限されることがあります。
かといって職員全体で厳守しているかというと・・微妙なんですが。
まぁそんなものです。
また、地方公務員でも全国的に統一されたピアスに関する規則は存在してません。
穴を開けないノンホールピアスはOK?
耳たぶに挟むことでピアスを付けているように見えるノンホールピアスですが、実際に公務員でも体質的に穴を開けられない方は活用しています。
ですが、穴を開けていないからOKかというと結局見た目は同じなので、通常のピアスと印象は変わりがありません。
個人的にはピアスをつけて公務をするのではなく、適宜外すという選択肢を持つと良いですね。
なぜなら旧体質の公務員業界では、派手なピアスを付けた部下に対して、上司が好意的に受け止めるということは限りなく少ないからです。
マイナスはあってもプラスは望めないでしょう。
人は見た目に印象が左右されてしまいますからね。
場合によっては人事評価で不利になるかもしれません。
ただ、それを理由にクビになることはありません。
最終的に
- 評価を気にせず自分の価値観を貫くか
- ある程度わきまえて世渡りしていくか
は本人次第です。
私は昇給や昇進にマイナスに響く可能性はカットしたいと考える人間です。よって着ける選択肢はありませんでした。
一方でピアスを着けることで
・モチベーションが上がる
・仕事の生産性が上がる
・人生に彩りが生まれる
このようなプラスの要素があるなら着けても、良いと個人的には思います。
そこは、その人の幸せの価値観や生き方によるものです。
外見でマイナスに見られがちな部分は、日頃の勤務成果で認めさせてしまいましょう。
公務員がパーマをかけるのはアリかナシか
基本的に公務員だからといってパーマをかけることを禁止されることはありません。
しかしながら髪型に関する指定が含まれる場合があります。
例えば、国家公務員においては、「公務員服務規程」により、職務に適した身だしなみを保つことが求められます。
また、地方公務員においても、地方自治体が定める条例や規則に基づき、身だしなみに関する規則が設けられています。
いずれも「こうあるべき」というガイドラインみたいなものです。
結局のところ、公務員のパーマについては一般的には制限がなく、個人の自由に任されている場合が多いです。
ただし、パーマの種類によっては、清潔感や職務遂行の妨げになる可能性があるため、適度な節度を持って自己管理をする必要があると言えます。
- 髪型が過度に長く、整えられていない
- アフロやデコボコした髪型
- その他威圧的であったり奇抜なスタイル
これら一定のラインを超えた頭髪は信用を損ねると判断され、不適切とされる場合もありますが、それだけの理由で解雇されることはありません。
というより市役所職員でパーマが掛かっている人結構見かけますが、実際何の問題もなく業務をこなしておられます。
ただし、公安系の一部職種においては、安全面を考慮して、髪型に関する指定が設けられていることもあります。
例えば、消防士や警察官のような、危険な業務を行う職種では、長髪の場合は結ぶ等の対応が求められる場合があります。
以上のように、公務員のパーマについては、一般的には制限が少なく、個人の自由に任されている場合が多いですが、程々がいいでしょう。
もし、公務員業界で先々の昇進を考えているのであれば、人事評価を考えた適切な立ち振る舞いが必要です。
また、職種や勤務先によっては、髪型に関する指定が設けられていることがあるため、所属する機関や団体の規則をよく確認しましょう。
公務員の印象を高めるポロシャツの選び方
公務員がポロシャツを着用する機会は主にクールビズの時期です。
ポロシャツを着用する際の基準は「クールビズの意図に沿ったものかどうか」です。
クールビズの目的と期間およびマナーを確認しながら理想形をお伝えしていきます。
クールビズの目的と期間
クールビズの目的は、エアコンの温度設定を抑えることで、省エネ効果を高めることにあります。
また、半袖シャツやポロシャツ、ノータイのジャケットなどの軽装で、快適な職場環境を提供することも狙いとしています。
つまり個人のオシャレの幅を広げるための施策ではないということに注意です。
また、クールビズは、通常5月1日から9月末までの期間に実施されます。
しかし、2021年からは環境省が指定するのではなく、各個人の判断に委ねられることになりました。
つまり、各自治体の判断に沿ったより適切な場に応じた判断が必要になりますね。
5月1日から9月末までという期間はあくまで目安であり、気象条件によって各々がクールビズの判断をしていくということを理解しましょう。
クールビズの着こなしとマナー
クールビズの服装は、半袖ワイシャツやポロシャツ、ノータイのジャケット着用などの軽装が基本です。
ただし、公務員の場合は、その職場や職務によっては、スーツやネクタイの着用が求められる場合もありますので、事前に職場のルールを確認しましょう。
クールビズを実施する際には、以下のようなマナーに注意しましょう。
- 軽装であっても、清潔感がある服装を心がける。
- シャツの丈が短すぎたり、袖が短すぎないサイズ感にする。
公務員のポロシャツは、身だしなみの一部として着用するものです。
そのため、適切なサイズ感が重要です。
大きすぎるとだらしなく見え、小さすぎると窮屈そうに見えます。
自分に合ったサイズを判断し、選びましょう。
さらに、以下のポイントにもあわせて注意していきましょう。
衣服のシワを伸ばす
ポロシャツはシワになりやすい衣服です。
出勤するまでにアイロンをかけてシワを伸ばすか、ハンガーにかけて整えるなどして、パリッとした形状を保ちましょう。
ヘロヘロしわしわのポロシャツは着ない方がマシです。
首元、袖口がへたってきたら替え時です。
あまり1枚に固執せずに必要経費と割り切って早めに交換しましょう。
カラーに気をつける
公務員のポロシャツは、一般的に白、青、黒などの落ち着いたカラーが好まれます。
明るい色や派手な柄物は避け、控えめなカラーのものを選ぶようにしましょう。
ボーダー、ストライプ、チェック柄はビジネス向きではありませんね・・・
着こなしに注意する
ポロシャツはカジュアルな印象が強い衣服ですが、公務員としての立場を考え、ビジネスカジュアルな着こなしを心がける必要があります。
例えば、ジーンズやスニーカーなどのカジュアルなアイテムとの合わせ方には注意が必要です。
ジーンズはさすがにカジュアル過ぎます、チノパンでギリギリ・・無難に仕事で用いるのであれば、スラックスにビジネスシューズですね。
また、よくモデルさんが第1~第2ボタンを開けて着ている姿を見かけますが、公務員の世界ではズバリNGです。
開けても第1ボタンまでと心得ておきましょう。
以上が、公務員のポロシャツを着用する際のマナーになります。
クールビズであっても、適切なサイズ選びやカラー、着こなしに注意することで、より誠実かつプロフェッショナルな印象を与えることができます。
逆に使い古されたヨレヨレしわしわのシャツは、印象を悪くすることになりかねません。
ブランドにこだわらなければ、無地ポロシャツが豊富なユニクロが妥当です。
ユニクロ以下の安価なポロシャツだと洗濯後に型崩れが起き、先ほどのマナーに反したシワ崩れやサイズ感のチグハグにつながりやすいため、適度に買い替えを検討しましょう。
【仕事アイテム】公務員の名刺は必要?重要性は?
民間企業では営業や交換の為に各個人の名刺が作成され、ビジネスマンの必須アイテムのようにも見える名刺ですが、公務員としては必要なのでしょうか?
事実として申し上げると私は名刺を作成したことはありません。
そして名刺が無いということで困ったことは、20年の勤務経験の中でほんの数回でした。
遠くから来られた民間企業の方ですと、土地勘や地域の馴染みがないので、初めの挨拶で渡すのもアリですが、まぁ無くても・・・
よく利用しているのは、管理職クラスです。
なぜこんなに、名刺の出番が少なかったかというと、役所の存在というのは、民間企業より格段に認知されているからです。
担当部署に電話もつながりますから、知ってもらうのはせいぜい名前位になります。
「〇〇の件で担当の方お願いします」でも結構つながります。
つまり、結果無くてもどうにかなってしまうという事です。
また、民間企業の場合、名刺は経費で処理できることもありますが、
公務員の経費=皆さんの収めた税金
が原資であり、個人使用の名刺は自己負担で作成することが多いです。
自腹を切ってまで作成するメリットが感じられないことが、より公務員の名刺文化が進まない要因です。
名刺が無い時のデメリット
しかし、同僚の中には作成している者もいて、特に役職がある場合だと対外的な業務も多くなり、名刺交換の機会も多くなります。
公務員として名刺が無い時のデメリットもあります。
それは
自分の身分を証明できない時がある。
ということです。
当たり前の話ですが、外部に対する自身の役職や所属証明が名刺になります。
例えば金融機関で勤務所属用の口座を開設しようとした時に、名刺が無いと所属の確認ができず、口座開設が難しくなる時があります。
結果的に、所属に存在していることが分かる別の書類で認めてもらうということになりましたが、なかなか柔軟な対応が望めずかなり手間取ってしまいました・・・
ただ、それでも機会はそう多くはなかったので、自腹で名刺を作成するとなるのであれば私は作成しません。
上司からの命令で作れ、となっても自身が負担して作るというのは、前時代的な道理なので・・
それでも最高評価で最短昇進は可能でした。
このあたりの判断は人それぞれといった所になりますが、若年層は作成しても十分な効果を発揮できないと考えます。
大抵、渉外では上司が帯同して、そのまま上司が窓口になることが多かった為です。
公務員の名刺作成に必要な情報
初対面の相手からすると名刺が欲しいという方もいることが予想されます。
そこで、おさえておきたい名刺のポイントについてご紹介していきます。
公務員の名刺は、
・所属部署 〇〇市役所〇〇課(担当)
・役職 課長補佐
・氏名 〇〇××
・所属(携帯)連絡先
などの情報を名刺に記載してください。
また、名刺のデザインについても留意すべきポイントがあります。
例えば、公務員らしさを表現するためにシンプルで清潔感のあるデザインが好まれます。
また、市役所であれば市のシンボル。県庁であれば県のシンボルを載せると信用性が増し、goodです。
なお、公的なイメージを表現するために青や黒といった色が使用されることが多いです。
さらに、印刷については紙質や印刷方法についても意識すると良いでしょう。
例えば、高級感のある紙質や、オフセット印刷などの高品質な印刷方法を選ぶことが望ましいです。
部署の中で1人は名刺を作っている方いるのではないでしょうか?
その方にズバリ
どこでどのように発注してますか??
と、聞いてしまうのも良い方法です。
公務員の名刺交換マナー
名刺交換では、相手に対する敬意や信頼感を表現するために、正しいマナーを守ることが重要です。
まず、名刺交換時には丁寧な挨拶や身だしなみに注意しましょう。
事前に鏡で自分の姿をチェックしておきましょう
名刺の受け渡しには、両手で受け取るか、受け渡しの相手に向けた形で手渡しするようにしましょう。
また、名刺の受け渡しは自己紹介となるため、受け取った名刺をすぐに収納するのはNG。
相手の顔や名前を確認してから収納するようにしましょう。
と、ここまでは民間企業同士のよくある形ですが、
公務員同士の場合は、どちらかが名刺を持っていない場合もいるので、
・こちら側だけひとまず渡す
・「申し訳ありません。本日は持参しておらず・・」と、ひと言付け加えた上で相手側の名刺のみ預かる。
こういったこともあります。
相手も行政の事情を理解しているので、問題ないことが多いです。
公務員の名刺の使い方
公務員の名刺は、社交的な場や公的な行事での自己紹介に使用されます。
同じ公務員同士(県職員と市職員とか)での名刺交換は役職がある人同士でたまにありますね
名刺の配り方や収納方法については、自己紹介の前に名刺を用意しておき、受け渡しや収納の所作は丁寧に行うようにしましょう。
また、自身がそこに来た証明を残す形で、資料と共に名刺を置いておくパターンもあります。
特に目上の方だと時間がとれず直接話さずに帰ることもあります。
そのため、より相手方に印象を残すために、名刺に一文を添えて机上に置いておく等の工夫を凝らした使い方もあります。
このように名刺の利用シーンによっては、相手の立場や状況に合わせた使い方が求められます。
公務員の腕時計はこれで決まり!最適な腕時計選び決定版
公務員は、ビジネスシーンで信頼感や安定感を与える必要があります。
そのため、堅牢性、デザイン、機能性を兼ね備えた腕時計が求められます。
しかし、公務員として働く方々が選ぶ腕時計は、どのようなものが適しているのでしょうか?
自分が気に入って着けている腕時計でマイナスの印象を持たれることは避けたいですよね。
これについての最適解は、「派手すぎず、飾りすぎず、適度なもの選ぶ」が基本になります。
公務員として働く方々にとって印象の良い腕時計の基準やポイントを理解することで、ビジネスシーンでの信頼感や職場での印象を向上させることも期待できます。
また、それぞれのブランドの特徴や、幅広い予算帯で購入を検討している方への情報として、公務員に合った腕時計の選び方について詳しく解説しています。
公務員に求められる腕時計のポイント
公務員に求められる腕時計には、以下のようなポイントがあります。
堅牢性
公務員として働く方々は、外出や警備業務、突然の災害対応などで、激しい運動や衝撃に耐える必要があります。そのため、腕時計は堅牢であることが必要です。
安い時計だと、気が付いた時にガラス面が割れていて時針が読めないなどということも有りますので、最低限の品質は確保できるようにしましょう。
落ち着いたデザイン
公務員として職務を全うする上で派手なデザインやカラーの時計を身に着けても良いのでしょうか。
これに関しては「特に規制はないので身に着けても構わない」という結論になります。
しかし、服装や髪型同様にあまり奇抜な時計を身に着けるのは止めておきたい。
というのが私の考えになります。
仕事や評価に支障が出る位であれば、身に着けない方が・・
また、もしそのような腕時計を購入したとしても仕事ではなく、プライベートで身に着けて楽しみましょう。
公務員という立場で使う場面ではシックで落ち着いたデザインを選んでください。
価格と品質
公務員として働く方々は、腕時計にお金を掛ける方も時々見かけます。
定番の高級腕時計メーカーであるロレックス、オメガ、カルティエなどのブランドが人気ですが、高品質なものになるほど、持っていることへの満足感が大きいです。
資産的な価値もあることもポイントですね。
しかし一方で、お金を掛けすぎてしまうと妬みや紛失等のトラブルに気を揉むことになるでしょう。
こういったことから価格と品質は「そこそこ」がベター。
正直なところ、30000円以上の時計を身に着けていても与えられる印象の差はほとんどありません。
機能性
公務員の方々は、仕事中に様々な計画やスケジュールをこなすため、機能的な腕時計があると良いです。
そのため
・自動調整機能
・日付表示
・ストップウォッチ機能
・タイマー機能
・防水機能
などが備わっている腕時計が人気です。
ビジネスで人気の腕時計
ロレックス サブマリーナー
ロレックスは、高級時計の代名詞的な存在であり、公務員の方々にも人気の高いブランドです。その中でも、スポーティなデザインが魅力のサブマリーナーは、堅牢性、高級感、機能性を備えた腕時計として知られています。
芸能人でもこのサブマリーナーを愛用している方がいらっしゃいますね。
カルティエ サントス
カルティエは、高級腕時計ブランドとして、その高級感と美しいデザインで知られるブランドです。その中でも、エレガントなデザインが魅力のサントスは、公務員の方々にも人気があります。
また、高い機能性も備えており、日付表示やクイックチェンジシステムなど、使い勝手の良さも魅力的です。
オメガ スピードマスター
オメガは、宇宙飛行士に採用されたことでも有名な高級腕時計ブランドです。その中でも、クロノグラフの代表格であるスピードマスターは、機能性に優れ、スポーティなデザインが魅力的な腕時計です。
防水性も備えているため、アウトドアでの使用も安心です。
価格面で見るとロレックスと比べてセールで割引が入る印象です。
中古品で探すと、高級時計の中でも比較的手の届きやすい価格で手に入るでしょう。
セイコー プロスペックス
高級腕時計には手が届かないけれども、堅牢性と機能性に優れた腕時計を探している公務員の方々には、セイコーのプロスペックスがおすすめです。
防水性やショックレジスタンスが高く、スポーティなデザインも魅力的です。
また、コストパフォーマンスにも優れているため、手ごろな価格で高品質の腕時計を手に入れることができます。
カシオGショック
カシオのGショックは、防水性や耐衝撃性、耐久性に優れた腕時計です。その堅牢性から、現場での作業やスポーツ、アウトドアなどで活躍しています。
また、価格帯も比較的低価格であり、コストパフォーマンスに優れた製品といえます。そのため、多くの人に愛用され、公務員の方々でも身近な存在です。
さらに、機能性にも優れており、スマートフォンとの連携機能や夜光機能、ストップウォッチ機能など多彩な機能が揃っています。
バランスのとれたGショックは、公務員の方々にもおすすめの腕時計の一つといえます。
グランドセイコーシリーズ
グランドセイコーは、高級腕時計ブランドとして知られています。
緻密な技術と職人の手作業によって作られた高品質な腕時計であり、品質に妥協がないことから、価格も高めに設定されています。
しかし、その高い価格には、驚くべき精度や高い耐久性、美しいデザインなどの要素が含まれています。
高価格とはいえ、種類豊富で決して手が届かないわけではありません
また、その高品質と緻密な技術から、コレクターアイテムとしての価値も高く、保有すること自体が投資となることもあります。
コスト面を考慮することも重要ですが、こだわりの逸品を身に着けたいということであれば、ロレックス、カルティエ、オメガ、グランドセイコーのような高品質な腕時計を選ぶことで、仕事へのモチベーションアップ、高い満足感やデザイン、技術力によって、長く愛用することができるでしょう。
スマートウォッチは公務員にもおすすめ?
最近はスマートウォッチの人気が高まっており、多くの人々が手首に装着しています。
スマートウォッチは
- スマートフォンとの連携
- フィットネス機能
- 電話・メール通知機能
など様々な機能を備えていますが、公務員として働く方々にとっても、スマートウォッチが役立つ場面が多数あります。
オン・オフ問わない日常使いができるのが大きなポイントですね。
スマートウォッチのメリットと、公務員がスマートウォッチを選ぶ際のポイントをご紹介します。
スマートウォッチのメリット
通知機能
スマートウォッチには、スマートフォンからの通知を手首で確認できる機能があります。
仕事中にスマートフォンをチェックすることができない場合でも、スマートウォッチで通知を確認すれば、急な連絡や重要なメールにも素早く対応できます。
フィットネス機能
公務員として働く方々は、移動範囲が狭かったり、ストレスがたまりがちな職場で働いているため、適度な運動と体調管理が必要です。
スマートウォッチには、歩数計や心拍数計などのフィットネス機能が搭載されており、自分の健康状態を把握することができます。
また、歩数計を計測することで、日々の運動量を可視化することができ、健康的な運動の習慣化や意識向上にも役立ちます。
無線通信機能
スマートウォッチには、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信機能が搭載されています。これにより、外出先でのインターネット接続や、スマートフォンとの接続などが可能になります。
公務員として働く方々も、外出先でGPS機能による情報収集やスマートフォンとの連携が必要な場面があるため、この機能は非常に便利です。
公務員がスマートウォッチを選ぶ際のポイント
デザイン
公務員としての仕事においては、フォーマルなシーンも多いため、スマートウォッチのデザインも重要なポイントです。スーツやビジネスウェアにも合わせやすい、シンプルでスタイリッシュなデザインのスマートウォッチがおすすめです。
機能
スマートウォッチには、様々な機能がありますが、公務員として働く方々にとっては、通知機能や時間計測機能、無線通信機能が特に役立つでしょう。
自分が必要とする機能を備えたスマートウォッチを選ぶことが大切です。
バッテリーの持ち時間
スマートウォッチは常に電源を入れているため、バッテリーの持ち時間も重要なポイントです。長時間の勤務がある場合、スマートウォッチのバッテリーがすぐに切れてしまうと、使い勝手が悪くなります。
バッテリーの持ち時間が長いスマートウォッチを選ぶことで、快適な使い心地を維持することができます。
低価格・低品質な商品は×。スマートウォッチを選ぶのであればある程度品質もチェックしていきましょう。
公務員の腕時計選びまとめ
公務員には、信頼感や安定感を重視した腕時計が求められます。
堅牢性、高級感、機能性を兼ね備えた高級腕時計ブランドのロレックス、カルティエ、オメガが人気ですが、手ごろな価格で高品質の腕時計を手に入れることができるセイコーのプロスペックスやカシオGショック等もおすすめです。
それぞれのお財布事情や自分自身の人生における価値観を判断基準として、ふさわしい腕時計を身につけましょう。
また、スマートウォッチも機能性においては非常に秀でており、身に着けている方々も多数います。普段使いと日頃の勤務で、場面を問わず大いに役立つと言えます。
自分の環境に合った腕時計を選び、最大限の勤務評価につなげていきましょう。
足元も大事!靴選びで失敗しない方法とは?
公務員の方々は、多くの時間をデスクワークで過ごすため、足元のケアは非常に大切です。
長時間の立ち仕事や歩行中、足に負担をかけることは健康に悪影響を与えるため、適切な靴を選ぶことが重要です。
ここでは、公務員にぴったりな靴を選ぶ方法について解説します。
靴の機能性を確認する
公務員が求める靴の機能は
- 足の疲れを軽減すること
- 滑り止めがあること
- 足のサポートがあること
- 靴内の通気性があること
などです。これらの機能がある靴を選ぶことが大切です。
1つずつ細かくみていきましょう。
足の疲れを軽減する機能
様々な勤務していく中でとにかく歩く日もあります。
足の疲れを軽減するためには、クッション性が高く、柔らかい中敷きがある靴を選ぶと良いでしょう。
また、かかとの部分にもクッション性がある靴がおすすめです。
クッション系は後から別途購入して自分でつけることもできますよ
滑り止めの機能
機能性を意識する中で、多少グリップが効いて滑り止めのある靴を選びたいところです。
特にビジネスシューズは底が平坦なものも多いので、ソールに滑り止めのある靴を選ぶと、雨の日の路面転倒などの事故を防ぐことができます。
ちなみに転倒すると最悪スーツが破れて業務に支障をきたすことがあります。
そういったリスクは未然に防いでおくに越したことはないですね。
足のサポートの機能
足に負担をかけないためには、足のサポートがある靴を選ぶことが大切です。
長時間の立ち仕事をしている場合には、足裏をしっかりと支えるインソールがある靴や、アーチサポートがある靴を選ぶと良いでしょう。
または、別途ソールを購入し、既にあるシューズに組み合わせるのもアリです。
ソールはamazonで売られているものを自分でカットして調整もできます
通気性の機能
長時間履くことになる靴は、通気性があることが大切です。靴内が湿気を持たないようにすることで、足の臭いや蒸れを防ぐことができます。
通気性がある素材を使った靴や、通気孔のある靴を選ぶと良いでしょう。
なお、防水スプレーは通気性を遮断してしまうこともあるのでご注意を。
靴のサイズを確認する
靴を選ぶ前に必ず足のサイズを測定することが重要です。靴が小さすぎると足が圧迫され、大きすぎると足が滑りやすくなります。
また、サイズが合わない靴を履くと、足の疲れや痛みを引き起こすことがあります。
足のサイズを測定する方法は、靴屋さんで測ってもらうのがオススメです。
なぜなら、自分が考えているサイズと実際のサイズは実は結構違っていることも多いです。
実際に私も27.5cmくらいかな?と自分で思っていたんですが、正式に計測してもらうと
「28.5cm位の靴でも良い。」との回答が。
しかも左右で微妙に大きさが違っていたようです
計測してもらうのは手間ですが、その手間を惜しむと先々苦しむことになりかねません。
購入前に靴下も踏まえた自分のサイズを相談し、知ることから始めてください。
靴のデザインを確認する
公務員の場合、職場によっては多少デザインの制服がある場合もあります。
その場合は、制服や規則に合わせたデザインの靴を選ぶ必要があります。
また、職場によっては、特にルール等はなく、多少カジュアルが許されていますが、スニーカーは組み合わせによっては推奨できません。
スニーカーはどうしてもカジュアルな感じが強く、トータルで見た時に靴以外の部分がフォーマルで占めていても、結果バランスが良くないことになりがちです。
なお、靴の色も大切なポイントです。
基本公務員は、落ち着いた色の靴を選ぶことが多いです。黒や茶色などの暗めで落ち着いた色を選ぶと、ビジネスシーンでも使いやすくなります。
靴の材質を確認する
靴の材質も大切なポイントです。
本革製品は、上質な見た目と吸湿性があり、徐々に自分の足に馴染んでくる良さがあります。
メンテナンス次第で長持ちしますが、高価なものも存在します。
一方、コーティングされた人工皮革製品は通気性が悪く、熱がこもりやすいですが、安価なものも多いです。
どちらがいいと一概には言えませんが、公務員としての多くの業種は、人工皮革で充分です。
管理職クラスが本革を履くイメージです。
現在では本革製品と合皮の区別がつかないほど製造技術が発達しているため、若年層はよほどのこだわりが無い限り、本革の製品を買う必要はないでしょう。
また、靴底については、柔軟性のあるゴム底がおすすめです。
ゴム底は、滑りにくい上に衝撃を吸収するため、足に負担をかけずに歩けます。
靴のメンテナンスをしっかり行う
靴を選ぶだけでなく、購入後のメンテナンスをしっかり行うことも重要です。
靴に汚れがついた場合は、早めに汚れを落とすようにしましょう。また、雨や雪の日には、靴を極力濡らさないよう配慮する必要があります。
濡れた靴をそのまま放置すると、靴の形が崩れたり、素材によってカビが生えたりすることがあります。
濡れた靴は、すぐに新聞紙などで中を詰めて形を整え、風通しの良い場所で乾かすようにしてください。
通気性は落ちますが、防水スプレーもオススメです。
また、靴には使用頻度による劣化があります。
頻繁に履く場合は、半年〜1年程度で靴底が摩耗してくることがあります。
長期間履かない場合は、変色したり、靴の形が崩れたりすることがあります。靴は、定期的にチェックして、寿命が近づいたら思い切って新しいものに買い替えるようにしましょう。
時々、ボロボロになっても勿体ないからと買い替えない職員を見ますが・・・シャツと同じで新品と摩耗したものでは相手に与える印象がまるで違います。
評価を意識するのであれば買い替えを強くオススメします。
失敗しない公務員の靴選びまとめ
公務員にぴったりな靴選びのポイントをまとめると、以下のようになります。
- 履き心地を重視する。
- 足のサイズを測定する。
- 靴のデザインを確認する。
- 靴の材質を確認する。
- 靴のメンテナンスをしっかり行う。
まず何より自分にとって履きやすいものを選んでください。
さらに足のサイズは必ず靴屋さんで測定してもらうこと。
公務員は、ビジネスシーンやオフィシャルな場面で活躍することが多いため、落ち着いた色やデザインの靴を選ぶことが重要です。
具体的には、ネイビー、ダークブラウン、ブラックといった色合いに尖りすぎていない形状です。
また、長時間歩き回る業種の場合、足に負担をかけないようインソールなどで工夫することが大切です。購入店舗で買わなくてもOK。
Amazon等で安く売られているものを購入後、カットして調節可能です。
靴の材質は本革、人工皮革などありますが、近年技術の発展により両者の違いは素人目で見るとそこまで差を感じません。
ということで、若年層は安価な人工皮革でOK。
お金に余裕ができたら本革に移っても良いのではないでしょうか。
最後に高価な靴ほどメンテナンスはしっかりと。靴は消耗品ですが、メンテナンスによってある程度品質を保つことが可能です。
靴選びにはしっかりと時間をかけて、快適な勤務環境を自分で作っていきましょう。
公務員の服装・髪型etc…はTPOに合わせて【まとめ】
公務員の服装、髪型、およびアクセサリー等に共通して言えることは、「職務の性質や所属する組織の規定・雰囲気に合わせる」ということです。
基本スタンスとして、公務員としての職務には公平性、中立性、専門性が求められるため、外見もそれに合わせた印象を演出する必要があります。
服装
一般的に堅苦しくなく清潔感があること。
男性の場合、ダークカラーのスーツや白シャツ、トーンを落としたネクタイにジャケット。
ビジネススーツをセットアップで一着は持っておく。
最近はビジネスカジュアルも認知されてきたが、オシャレに興味が無い人にとっては敷居が高い。
女性の場合、ジャケット付きのスカートスーツやブラウス、パンツスーツ等がフォーマルですが、日常勤務ではニットなどを羽織ったカジュアルでも可。スカートの丈は適度を推奨。
クールビズ期間におけるポロシャツ着用の場合は、素材感に注意し、ハリのあるジャストサイズを選ぶ。へたってきたら適度に買い替える。
髪型
公務員の髪型は、自然で清潔に整っていると好印象。
評価が気になるなら強めの刈り上げ等は控えるべき。
髪色も黒や深めのブラウンなど、ナチュラルカラーを推奨。
髪の長さやスタイルについては、所属する組織の規定を確認する。
ほどよく整髪料使うのもアリ。
アクセサリー
身に着けるするなら控えめなアクセサリーが推奨。
シンプルなデザインで上質なアクセサリーが好印象。
大ぶりで主張の強いアクセサリーや、派手な装飾は避けることを意識する。
腕時計や指輪、ピアスなど自分のオシャレのためにすることは禁止されていないが、機能性を度外視した外観は、評価面でも業務上でも合理的とはいえない。
組織の規定もチェック
公務員は所属する組織により規定がある場合もある。
公安等の一部組織には服装や髪型、アクセサリー着用に関する規定が存在し、それに従うことが求められる。
しかし、実際は順守しなくても罰則等はなく、各々のスタイルで勤務している。
とはいえ定められたルールから逸脱しない適切な装いが、良い評価を積み上げる。
シチュエーションに合わせる
公務員の髪型や服装、アクセサリーは、職務の性質や場面で選択をすることも重要。
大きな会議にはよりフォーマルな服装やシンプルな髪型が良い。
フィールドワークや災害対応などの現場では、動きやすい服装・適した髪型を選ぶ。
シチュエーションに合った選択をすることで、職務を遂行し、評価を高める。
公務員の服装、髪型、アクセサリーは、専門性、中立性、公平性をアピールするために重要な要素です。
清潔で整った外見を保ち、組織の規定に従いつつ、シチュエーションに合った選択をすることで、公務員としての信頼性と内部評価を高めることができます。
自身の外見が職務に適していることを意識し、客観的にみてズレていないか自己分析してみましょう。
格好のみで人を計ることはできませんが、第一印象が与える影響はとても大きいです。
これはメラビアンの法則からも分かっていることです。
これは、人の第一印象は3秒で決まると言われている中で、
「視覚からの情報」が55%
「聴覚からの情報」が38%
「話の内容」が7%
と提唱されています。
こう考えると、見た目がいかに重要であるか、印象を高めていくために自分がどう勤めていくべきかが見えてくるのではないでしょうか。
皆さんが公務員として適切な格好で着実に評価を積み上げ、昇給昇格につなげていくことを心より願っています。