公務員の面接で落ちる人の特徴は・・【元公務員が徹底解説】

「面接で失敗したらどうしよう…」

「面接対策は何を準備すればいいかわからない・・・」

「なんで面接試験で落ちてしまうんだろう・・？」

公務員を目指しているあなたは、こんな不安を感じていませんか？

その一瞬で人生が決まってしまうような気がして、あれこれと悩んでしまいますよね・・・

まして、公務員の面接試験は人を相手にするので、筆記以上にプレッシャーを感じるものです。

しかし、必要なポイントをしっかり押さえれば、自信を持って面接に臨むことができます。

結論として、面接試験で落ちる人の主な理由は、以下の二つです。

• 筆記試験含む合計点数が基準に達していない
• 面接での所作が一定の基準に達していない

試験である以上、採点の基準が存在しているので、そこに満たない何かが自分にあることに気付く必要があります。

この記事では、面接で落ちる原因と、その解決策を詳しく解説します。

20年以上の公務員経験を活かし、実際の採用現場で評価されるための実践的なアドバイスをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

★試験の不安は安心サポートで払拭しましょう★

面接対策は実績ある講座を受講して、適切なサポートを受けるのが１番です。

すこしでも上手くいかないと感じる人はcheck！

あわせて読みたい

【公務員試験勉強が遅いと感じたら】オススメ講座を元公務員が厳選して紹介

公務員試験の面接で落ちる人の特徴

面接試験で落ちる理由は「筆記と面接の総合評価」

公務員試験における合格・不合格は、筆記試験と面接試験の総合評価で判断されることが多いです。

各職種試験によって得点配分も違うので、過去の傾向をあらかじめチェックしておきましょう

筆記で合格ラインを超えていても、面接での評価が著しく低ければ合格が難しくなります。

逆に、筆記試験の得点が低い場合も、面接でどれだけ良い印象を与えても不合格になることが多いです。

そのため、「筆記での基礎学力」と「面接での人柄・志望動機」を共に高める必要があることを理解しておく必要があります。

その上で、面接で落ちてしまうケースには、大きく以下のような特徴があります。

社会人としての基本的な資質が備わっていない

そもそも社会人として

• 服装
• 言葉遣い
• 思考

これらが一定の水準に達していなければ採用を見送ることがあります。

近年では面接を重視する自治体もあるため、まず社会人としての基本的な資質を身に着ける必要があります。

公務員に必要な能力については別の記事で解説しています。

あわせて読みたい

公務員に必要な能力を元公務員が具体的に解説！

面接での対応が不十分

本来の自分を面接において発揮できていなければ、公務員としてふさわしい対応ができていない、もしくは意欲が伝わらないと評価が下がる原因になります。

自身の魅力を発揮できるよう、面接の練習を繰り返して慣れましょう。

面接が苦手な人が意識すべき基本ポイント

面接が苦手な場合、まず「基本ポイント」を押さえることが重要です。

以下の点を意識して練習に取り組むと、面接への苦手意識が軽減し、評価を大きく落とすことが無くなります。

公務員面接で落とされないための対策

公務員の面接において、正直そこまで高度なことは求めていません。

面接担当のみの判断で志望者を落とすことも組織的には好ましくなく、やはり総合的にみて合否判定されることが多いです。

そのため、「できることをやっていき、減点される要素を無くしていく」という行動がベストな選択になります。

具体的に以下の点を確認してみてください。

【対策1】「見た目」を整える

まずは何より見た目です。

多くの人が相応の身なりで準備してくるので、明らかに浮いてしまわない程度に整えましょう。

あわせて読みたい

「地方公務員必見！服装・髪型の印象づくりから最高の評価を得る方法」

服装・身だしなみが与える印象と評価

面接において「見た目」は非常に重要です。

見た目の第一印象で清潔感やきちんとした印象を与えることが、面接官からの評価に大きく影響します。

論文の研究結果に基づくメラビアンの法則によると、第一印象は視覚情報が約５５％。時間にして3～5秒で決まるとされています。

公務員には堅実さや信頼性が求められるため、以下を参考に適切な服装や身だしなみを心がけましょう。

• スーツの選び方

シワのない清潔なスーツを選び、色は基本的に黒や紺、グレーなど落ち着いたものが無難です。

高見えさせる必要はありませんが、既製品よりもオーダーメイドの方が、差別化ができますし、キレイなラインが出来上がります。

多少値は張りますが、採用後も長く着用できるので１着持っておくのもアリです。

あわせて読みたい

公務員にオススメのスーツとは？【S評価元公務員が厳選】

• 髪型・髭の手入れ

清潔感のある髪型で、ヒゲは剃っていきましょう。

髪色は黒髪が多く、パーマはナチュラルで多少くらいであれば良いですが、強いパーマはNGです。

あわせて読みたい

公務員のパーマはOK？【元公務員が男性目線で徹底解説】

面接時は１００人中９０人が「普通」と答えるような姿を目指しましょう。

また、ヘアワックス等でまとめることは問題ないので、整っていないと感じれば適宜使用してください。

• 靴や小物にも注意

靴はあらかじめホコリや汚れを落としたキレイな状態にしておき、カバンなども使い古されたヨレヨレのバッグではなく、場合によっては新しくすることで全体の印象が整います。

まぁ鞄がダメだから落とすっていうことは無いんですが、トータルコーディネートの問題です

また、ショルダー式のビジネスリュックも最近では普及してきたので、利用することは特に問題ありません。

明るい表情と落ち着いた姿勢の重要性

見た目を整えると同時に、表情や姿勢も面接の評価に影響します。

緊張のあまり険しい表情でガチガチにならないよう注意しましょう。

• 明るい表情

面接官に対して笑顔や柔らかな表情で接することで、親しみやすさやコミュニケーション能力が伝わります。

ハキハキとしていることは良いですが、早口になってしまわないよう注意してください。

• 親しみを持てる姿勢

緊張していると思いますが、落ち着いて応対するよう心がけましょう。

一所懸命に対応しようとしている姿や、話の聞き方など、人としての暖かさや親しみを持てる姿を出せると印象が良いです。

【対策2】公務員としてふさわしい「常識」を示す

公務員にふさわしい常識とは言っても、就活生の若さで面接担当もさほど多くを求めていません。

主に責任感や倫理観などの要素を持っているかなどを確認します。

公務員に求められる「社会常識」とは？

公務員には、社会のルールや倫理を理解し、守ることが求められます。

面接では、日常生活や仕事における「社会常識」が身についているかを見られるため、言動に注意が必要です。

• 丁寧な言葉遣い

正しい敬語の使い方を心がけ、場に応じた言葉遣いができるようにしましょう。

なお、不意に出てしまう友達言葉にも注意が必要です。

試験管は場を和ませようと、親しみのある態度で接してくる可能性もあります

しかし、あくまで目上の人との会話なので、場にふさわしい言葉をチョイスするようにしましょう。

• 高い倫理観

公務員は民間企業と比べてもより高い倫理観が必要です。

物事への取り組み方や、日頃の考え方が現代社会と大きくズレていないか確認しましょう。

社会貢献の意義や公共の場でのマナー等を理解し、いつでも示せるようにしておく必要があります。

• 責任感を示す

公務員として責任ある行動ができることをアピールするために、普段から自分の行動に責任を持つ姿勢を意識しましょう。

身だしなみやマナーで示す「常識的な振る舞い」

社会常識は、身だしなみや行動を通しても表現されます。以下の点に注意することで、面接官に良い印象を与えることができます。

• 服装と清潔感

身だしなみを整え、服装が場にふさわしいかを確認しましょう。

• 姿勢と態度

座る時や立ち上がる時の所作に気を配り、礼儀正しい態度を心がけることで、面接官に安心感を与えることができます。

• 会話の際の表情と態度

話をする際には目を見て話し、相手に伝わりやすい話し方や姿勢を保つことも大切です。

★試験の不安は安心サポートで払拭しましょう★

面接対策は実績ある講座を受講して、適切なサポートを受けるのが１番です。

すこしでも上手くいかないと感じる人はcheck！

あわせて読みたい

【公務員試験勉強が遅いと感じたら】オススメ講座を元公務員が厳選して紹介

【対策3】質問に的確に答える「受け答え」

相手が聞きたいことを理解して、適切な回答ができるかを試されます。

相手のニーズを日頃の会話の中でもキャッチできるようにしましょう。

押さえるべき回答ポイント

質問への受け答えは、面接の中で最も重要なポイントです。

以下のコツを押さえておくと、的確で説得力のある回答ができます。

• 簡潔でわかりやすい回答

長々と話すよりも、要点をまとめて簡潔に伝えることを意識しましょう。

話が長すぎると論点がぼやけるため、シンプルな表現が好まれます。

• 具体的なエピソードを交える

模範解答は面接官も聞き飽きており、印象に残ることはありません。

自分の経験を例にして回答すると、面接官がイメージしやすく、説得力も高まります。

過去の仕事や学業での経験を活かし、志望動機や強みを伝えましょう。

• 質問の意図を理解する

面接官が何を知りたいのか、質問の意図を考えながら答えることが重要です。

例えば、「～についてどう思うか」に対して

「現状＋課題＋意見や具体例＋まとめ」という現状の課題や背景に対して、あなたの意見を混ぜて結末とすると分かりやすいです。

的外れな回答を避けるための対策と練習方法

的外れな回答は面接官にマイナス印象を与えるため、事前に対策を講じましょう。

• 模擬面接で練習

模擬面接を通じて、実際に質問を受けながら回答の練習をすることが効果的です。

第三者からフィードバックをもらうことで、自分では気付けなかった弱点を見つけることができます。

• よくある質問を準備

過去の傾向から、公務員面接でよく聞かれる質問に対して、あらかじめ回答を準備しておくと安心です。

面接練習で具体例を想定しながら、自分の意見や考えを整理しておきましょう。

• 話す内容をシンプルにまとめる

回答を簡潔にまとめる練習をしておくことで、緊張しても的確な答えを返せるようになります。

対策4：働く意欲が伝わるアピール

公務員を志望する理由の伝え方

公務員として働きたい強い意欲を示すためには、志望理由をしっかりと練り、伝え方を工夫することが大切です。

• なぜ公務員を選んだのか

公務員を志望する理由は、社会貢献や地域への愛着、安定した職業への憧れなどが一般的ですが、自分にとっての「本当の理由」を考え、具体的に伝えましょう。

• どのように役立ちたいのか

どんな分野で公務員としての職務に貢献したいかを明確に伝えると、面接官に意欲が伝わりやすくなります。

• 自分のスキルや経験を生かせる点

これまでの学業やアルバイト経験で得たスキルがどのように役立つかを示すと、現実的な志望理由となり、説得力が増します。

志望動機と自己PRで「意欲」を強調するコツ

面接では、単に志望理由を話すだけでなく、自己PRを通じて「この職場で頑張りたい」という意欲を示すことが重要です。

• 自己PRの中で意欲をアピール

ありきたりな回答は多くの受験者が話しており、面接担当も聞き飽きています。

自己PRで、自分の強みとともに「働きたい意欲」を経験と自分の視点で表現すると、志望動機に深みが出ます。

社会貢献や人の為に働く要素が付加されていると、公務員としての適性があると見られます。

苦手な人は「模擬面接」で面接慣れをする

会話が得意な人でも、面接は練習することをオススメします。

苦手な人はそれ以上に練習しましょう。

そのためにも模擬面接を繰り返して独特の緊張感を経験しておきましょう。

模擬面接の効果と実際の活用方法

模擬面接は、面接に対する苦手意識を軽減し、実践的な練習の場となります。

公務員試験では、実際の面接と同じ形式で模擬面接を行うことで、場に慣れて本番でのパフォーマンスを向上させることができます。

• 実際の面接形式での練習

本番と同じように模擬面接を設定することで、緊張感のある状況に慣れ、自信を持って回答できるようになります。

• 専門家や第三者のフィードバック

面接官役を務める第三者からのフィードバックは、自己改善に役立ちます。

特に改善点や、良かった点を知ることができるため、次の練習に活かすことができます。

面接慣れするための繰り返し練習の重要性

面接に慣れるためには、繰り返しの練習が欠かせません。

また、自分にとって苦手な質問や回答を理解することで、対策と自信がつきます。

• 面接の頻度を増やす

一度だけの練習では不安が残ることが多いため、可能であれば複数回の模擬面接を行いましょう。

• 異なる質問パターンを経験する

毎回同じ質問ではなく、異なる質問やシナリオに対応することで、どんな質問にも柔軟に答えられるようになります。

• 自分を振り返る時間を持つ

練習を通じて自分の弱点や改善点を把握し、次の面接で意識することで、本番の面接で力を発揮しやすくなります。

★試験の不安は安心サポートで払拭しましょう★

面接対策は実績ある講座を受講して、適切なサポートを受けるのが１番です。

上手くいかないと感じる人はcheck！

あわせて読みたい

【公務員試験勉強が遅いと感じたら】オススメ講座を元公務員が厳選して紹介

公務員面接で落ちる人は何かが足りない【まとめ】

公務員面接で落ちる人の理由を解説してきました。まとめると以下の通りです。

ネットなどで情報を得ることはできますが、面接はやはり練習と現場の緊張感を経験しておくことが大事です。

そのためには、やはり面接対策をしてくれる講座を受講することが最短の近道になります。

専門家からノウハウとフィードバックを得ることで、圧倒的に面接試験の成功率を高めることが可能です。

気になる方はオススメの講座をチェックしてみてくださいね。

★試験の不安は安心サポートで払拭しましょう★

面接対策は実績ある講座を受講して、適切なサポートを受けるのが１番です。

すこしでも上手くいかないと感じる人はcheck！

あわせて読みたい

【公務員試験勉強が遅いと感じたら】オススメ講座を元公務員が厳選して紹介

はたらく（元）公務員

XInstagram

地方公務員として２０年間勤続。若手の頃からプロジェクトのリーダー等を務めていく中で、人事評価で「S」を取得し続ける。同期の中で最速で昇進を果たすも、働き方に疑問を感じ退職。 現在は新たな生き方を模索しつつ、公務員時代のノウハウをブログにしています。 なお、公務員に特化した資産形成に関する無料メール講座を配信しています。 https://form.os7.biz/f/f88504d4/