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公務員は2年で異動も普通です【勤続20年超の元公務員が解説】

公務員 異動
matauemoon

公務員の異動は、組織の運営や人材配置の最適化を図る重要な制度です。

あなたはもう既に異動を経験しましたか?

「異動の仕組みってそもそも何だろう?」

「2年で異動することもあり得るの?」

「異動に特殊な事情は存在するの?」

など、異動に関して感じたことはありませんか?

また、異動することに抵抗がある人もいるかもしれませんね。

結論としては、異動は組織の活性化の為に行われ、2年で異動もあるし、もっと長い場合もあります。そして結局最後は上層部の都合で決まります。

それが公務員という組織です。

この記事では

公務員における異動の概要

異動の目的

異動のタイミング

異動の条件

異動のメリット、デメリット

異動の傾向と要因

についてまとめてあります。

この記事を読むことで

公務員における異動の重要性や、異動の傾向と要因について深く理解することができます。また、短いスパンでの異動について知ることで、あなたにとって適切な異動機会によるキャリアプランニングに役立つ情報を提供します。

私は公務員歴20年で、過去に異動を何度も繰り返してきました。また、昇進に伴い人事に伴う業務もこなしてきました。そんな私だからお伝えできる内容もあると思います。

これらを理解して充実した公務員LIFEを送ってください。

公務員の異動について

まずは、公務員の異動に関する概要を見ていきましょう。

公務員の異動は意義のあるものです。目的を理解して新たな業務を経験する機会と捉えていきましょう。

公務員異動の概要と目的

公務員の異動は、組織の運営や人材の配置などを最適化するために行われる重要な制度です。

異動の主な目的は、組織内の人材を適切なポジションに配置し、公務員のスキルや経験を最大限に生かすことにあります。

中にはずっと同じ部署で仕事をしていたいと思う方もいますが、異動によって、組織全体の効率性と業務の質の向上を図ることが期待されます。

よって、公務員の異動は組織の中で適材適所を実現するための効果的な手段であるとされています。

組織が各個人の能力や専門知識を適切に評価し、適切なポジションへの配置を行うことで、公共サービスの向上と、組織の強化の為に異動があるといえます。

一般的なサイクルとして公務員は大体4月から翌年3月を1年として、異動が行われます

異動のタイミングと条件

公務員の異動には特定のタイミングや条件が設けられています。異動のタイミングは、一般的に公務員の採用後の一定期間が経過した後に行われることが多いです。

具体的なタイミングは組織や職種によって異なりますが、多くの場合は数年ごとに異動が実施されます。

異動の条件には、公務員の実績や能力、業務経験などが考慮されます。

公務員として過去の業績や能力評価が高い場合、異動によって昇進となる場合もあります。

一方で、異動には組織の人員配置やニーズに応じた選考が行われるため、異動が必ずしも全ての公務員に適用されるわけではありません。

特に昇進等の事情がなければ所属年数が長い人から異動の対象になることが一般的です。

公務員の異動タイミングは

・数年単位

・昇進時

・古株から去っていく

公務員2年で異動はあり得る?おかしい?

結論、公務員の2年異動は事例として割とあります。

ただし、2年での異動は背景になにかしらの事情が絡むことも多いです。

例えば

・昇進を見据えている場合

・組織改編で、新しい部署に引き継いでもらいたい人物を置きたい場合

・業績の問題で現担当として不適であると判断される場合

・メンタルヘルス上ふさわしくないと判断される場合

もちろん通常の場合2年というのもありますが、5年の人がいて2年の人が先に異動するのは多くはないです。

いずれにせよ、人事異動については予期せぬことも多く、こちらで把握できないこともあることを心得ておきましょう。

ただし、あまりにも短期間であちこちに異動させることは組織としても推奨していないので、3年~5年での異動を目安として配置することが多いです。

例外として、管理職になると異動間隔が短くなり1~3年程度が目安になります。

あなたの異動があまりにも短い場合には、結論「組織の都合による」ということで、異動を前向き受け入れ、あまり深く考えすぎないことも大事です。

部署を2年で異動する為には?

2年で異動は特殊事情が多いですが、あまりにも着任した部署がイヤだったり、自身の生活環境の問題で異動したい場合もありますよね。

2年、あるいはなるべく短い期間で次の異動となるにはどうすれば良いでしょうか。

まずは人事に関わる課長や部長級の管理職との相談です。

なぜ、短期で異動したいのか、異動時期が来る前にあらかじめ真っ当な理由を話しておきましょう。

例えば以下のような

・同僚の協力が得られず業務遂行が困難である。

・最近体調が芳しくない。

・身内の面倒を見る都合で現部署は通勤不便である

など、もちろん虚偽はいけませんし、これだけで異動理由になるとは限りません。

しかし、翌年度の人事業務は年後半から始まりますので、その時期に急に申し立てても希望が通らないこともあります。

また、自治体の判断もそれぞれですが、基本的には長く同じ場所で勤務していた人を中心に配置換えを考えるでしょう。

その為、繰り返し自身の事情をやんわりと伝えて、少しでも短期で異動できる可能性を上げる努力をしてください。

異動の種類や範囲

公務員の異動には、さまざまな種類と範囲が存在します。

異動の種類としては

・部署内異動

・支所異動

・県庁等出向異動

・その他派遣

などが挙げられます。

また民間企業との交流がある自治体は企業への異動もあります。

いずれにせよ、これらの異動は、公務員の業務内容やキャリア目標に応じて実施され、組織の機能強化や地域のニーズに適した配置が行われることを目的としています。

異動の範囲は、個々の公務員の経験や専門知識、業務遂行能力に基づいて決定されます。

過去の研究によれば、異動範囲の適切な設定は公務員のモチベーションや生産性に影響を与えるとされています。

公務員の適性に応じた異動が行われることで、より意欲的に業務に取り組み、組織全体の成果向上に繋げることが期待されます。

公務員の2年異動のメリットとデメリット

異動は組織の活性化に効果的ですが、あまりに短期的な異動はデメリットもあります。

具体的に以下に解説していきます。

異動によるキャリアアップの可能性(昇進)

公務員の異動には、キャリアアップの可能性が広がるメリットがあります。

異動によって公務員は新たな職務やプロジェクトに携わることができ、多様な経験を積むことができます。

また、組織全体の視野を広げ、新たな目標をより明確に定めることができるとされています。

新たな職務に挑戦することで、公務員としての適性やスキル・能力が向上し、将来的な昇進やリーダーシップを発揮するポジションへの道が拓かれる可能性が高まります。

新たな経験とスキルの獲得

公務員の異動は、異なる部署での勤務により、新たな経験とスキルを獲得するチャンスを提供します。

異動によって公務員は異なる業務に携わることで、幅広い専門知識やスキルを磨くことができます。

これにより、公務員はより多角的な視点で業務に取り組むことができるだけでなく、組織内での柔軟性や適応力も向上します。

やはり多くの世界の景色を見なければ多様な考えを受け入れることができず、リーダーシップを発揮することは困難です

異動によって得た新たな経験は、公務員のキャリアにおいて大きな価値を持ちます。

慣れない業務に対するミスと効率性

慣れない業務においてはミスが起こりやすく、慣れるまでは効率性を追求することはできません。

つまり初期段階ではミスが増加し、効率性が低下するという現象が観察されます。

これは、認知負荷が高まり、情報処理に時間がかかるためと考えられます。

たとえば、新しいソフトウェアを学ぶ際には、操作手順や機能の理解に労力を要し、誤った操作をしてしまいそうなイメージがありませんか?

しかし、慣れない業務におけるミス率は時間とともに減少する傾向が示されています。

アダプテーション理論に基づくと、初めての業務では新しい情報に対する注意が必要であり、ワーカーは適切な戦略を見つけるまでに試行錯誤をします。

しかし、この適応過程によって、徐々に認知負荷が軽減され、ミスの発生率が減少します。

したがって、慣れない業務におけるミスと効率性の関係は、心理的法則から時間によって解決が見込めるということになります。

異動当初は能力の問題だけでなく、環境の適応に対する問題もあるので、落ち込まずにじっくりと取り組みましょう

異動間隔は短いと、その都度この経験をしなければならず、新しい業務に対し時間を掛けて知識と経験を積み、ミスを最小限に抑えていく必要があります。

異動先が自分に合わない

異動は新しい職場環境への適応と不慣れな業務処理に追われます。

しかし、同僚との関係や環境、従事する業務がどうしても苦手な場合に、非常に強いストレスを感じてしまうでしょう。

また、前回は良かったけど今回はダメだった・・などということが短期で繰り返されると、継続してそのストレスが掛かります。

異動してみて初めて分かることがたくさんあるので、ある程度起こりうる事態を想定して異動に臨む必要があります。

2年異動のメリット・デメリット

【メリット】

・キャリアアップ(昇進)の可能性

・新たな経験とスキルの獲得

【デメリット】

・慣れない業務によるミスと非効率性

・異動先の環境が合わないとツラい

異動に関する統計と動向

公務員組織の変化は非常に緩やかです。

つまり過去に起こっていることは現在まで流れが継承されています。

そこで過去の統計から得られる情報を解説していきます。

公務員の平均異動期間は5年程度

公務員の異動に関する統計データによると、平均異動期間は組織や職種によって異なりますが、一般的には2~5年ごとに異動が行われる傾向があります。

私が見てきた平均だと、公務員の異動期間は3年から5年程度が一般的です。

最長で10年以上の人もいましたが、それは特例的な配慮であったとの事。

異動期間が短すぎると組織内でのスキルや経験の獲得が不十分になる可能性があり、一方で長すぎると組織内での動きが鈍化する懸念が指摘されています。

異動期間の適切な設定は、公務員の能力や専門性を最大限に生かし、組織の中での円滑な人材配置を実現する上で重要です。

異動期間が適切に設定されることで、公務員の成長を促進し、組織全体のパフォーマンス向上に貢献する仕組みになっています。

異動の傾向と要因に関する統計データ

異動に関する統計データからは、異動の傾向や要因についても多くの情報が得られます。過去の傾向によれば、異動は主に以下のような要因によって実施されることが示されています。

人材配置の最適化

組織が公務員の能力や経験を適切なポジションに配置するために異動が行われます。特定の部署や地域での人員過剰や不足が見られる場合、異動によって人材の均等な配置が図られます。

職務の多様化

公務員にはさまざまな職務があり、異動によって新たな業務に挑戦する機会が提供されます。公務員が異なる職務経験を積むことで、組織全体の柔軟性や適応力が向上するとされています。

地域のニーズに対応

公務員の異動は地域のニーズに合わせて実施されることもあります。地域の人口動態や社会的な課題に応じて、公務員の配置が見直されることで地域のサービス向上が図られます。

異動の要因は多岐にわたり、組織の戦略や目標に応じて異なる場合があります。統計データを通じて異動の傾向と要因を把握することで、公務員の異動制度の改善や適切な異動の実施に役立てることができるでしょう。

異動に伴う体験談

私の経験に基づく公務員の異動に関するエピソードをお伝えします。

ある日、異動して間もなく組織改編に伴う部署間統合の話が持ち上がり、私も2年後に統合先への異動対象となりました。

異動先では、また新たな環境での業務が予想されたので、正直気が重かったですが、どうやら、私のそもそもの異動は、その組織統合も見据えた配置のようでした。

現在の職場に順応しながら、新しい異動先に備えて業務内容やシステムに慣れる必要があったために非常に多くの時間を費やしました。

当時は働き方改革という言葉もなく、月の時間外労働(無償)もなかなかでした・・。

その過程でやはり、慣れない業務分野においては、効率性が低下することもありましたが、何とか乗り越えることができました。

しかしその後、2年経過するも一向に異動の話が進まず、2年後と言われていた話がどんどん延びて、結局私が新部署に異動したのは話が挙がってから5年後となりました。

「上の都合はコロコロ変わるもんだな・・」

と当時は感じていたものです。

私たちは組織の一員であり、政治的なものにも影響されながら勤務していくんですよね

しかし、この異動の経験を通じて、自分の都合通りにはいかないことや、新たな職場での挑戦や適応を学び、それを乗り越えることで成長し、やがて組織全体の目標に貢献できることを実感しました。

結果的に苦労した分、この異動により得たものも大きかったように思います。

色々とドタバタ大変ではありましたが、異動は適材適所を実現し、組織の活性化に大いに寄与する重要な機会であると改めて感じました。

公務員の異動年数は上層部の意図で結局決まってます【まとめ】

公務員異動は組織運営と人材配置の最適化を目指す重要な制度であり、適材適所を実現し組織全体の効率性と業務質の向上を図ることを目的としています。

異動は公務員のスキルや経験を最大限に生かすための手段であり、適切なポジションへの配置が公共サービスの向上と組織の強化につながります。

異動のタイミングは一般的に4月から翌3月を1年として、採用後の数年ごとに行われ、公務員の実績や能力、業務経験が異動条件として考慮されます。

また、数年とは言え2年で異動することも充分あり得ます。しかしあまりにも短い異動は何かしらの事情が絡んでいることも多いです。

逆に2年で異動したい場合にはその特殊事情を考慮した人事になるよう努力する必要があります。

短期の異動には、キャリアアップの可能性や新たな経験とスキルの獲得などのメリットがありますが、慣れない業務におけるミスと効率性の課題も存在します。

しかし、過去の研究理論から、初期段階ではミスが増加し、効率性が低下しますが、時間とともに適応が進み、ミス率が減少する傾向があります。

異動に関する統計データからは、公務員の平均異動期間が約3〜5年であり、異動の背後には人材配置最適化や職務の多様化、地域のニーズへの対応などの要因が関与していることが示されています。

ということで、公務員組織の上層部には様々な意図があり、我々はその事情に基づいて異動しているということです。

これらの内容を理解した上で、短期であれ長期であれ、異動は必然であることを理解し、今後のあなたの働き方やキャリアの参考にしてもらえれば幸いです。

この記事を書いた人
はたらく(元)公務員
はたらく(元)公務員
地方公務員として20年間勤続。若手の頃からプロジェクトのリーダー等を務めていく中で、人事評価で「S」を取得し続ける。同期の中で最速で昇進を果たすも、働き方に疑問を感じ退職。 現在は新たな生き方を模索しつつ、公務員時代のノウハウをブログにしています。
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