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働き方

公務員は楽な仕事か激務か?元公務員が実態を踏まえて徹底解説

公務員の仕事は楽?激務
matauemoon

公務員として勤めていた頃、他の民間企業に採用された友人からこのような言われました。

「公務員って楽な仕事じゃないの?」

「公務員は激務って聞いたけどホント?」

「どのあたりが大変なの?」

公務員業界って見えにくいので実情がわかりませんよね。

多くの方が同じような疑問を持っているのではないでしょうか?

これについて20年勤めてきた私の結論は「自治体や配属部署、業務内容によって違う」です。

その位公務員は業務内容が幅広いです。

この記事でわかること

・公務員のリアルな勤務実情

・公務員の仕事が楽なのか辛いのかの結論

・公務員のワークライフバランスと工夫

この記事を読むことで・・

・公務員として働く上での実情がわかる

・自身の働き方が見えてくる

・公務員業界を渡り歩くコツがわかる

私は様々な部署を渡り歩いてきた経験があります。そんな私のリアルな感覚をお伝えできればと思っています。今後のあなたの職業選択や働き方にプラスになるでしょう。

公務員といっても自治体によって環境は違いますが、共通する部分はあります。

ぜひ記事をお読みいただき、あなたにとって後悔がなく豊かな人生にしてください。

公務員は楽or激務?勤務の実態に迫る

公務員の仕事は楽と言われたり、激務だと言われたり・・

私の知人も結構意見が分かれているところです。

実際どうなのか、核心部分について触れていきましょう。

公務員として働いて感じたリアルな感覚

まず、公務員といっても職種によってやることが全く違います。

同じ役所職員でさえ、部署によって全く異なる仕事内容になります。

ということで一律に語ることはできませんが、過去の経験から多くの公務員に当てはまるであろう日常の風景を示していきます。

勤務時間

多くは8:30-17:00が勤務時間になりますが、これはあくまで「17時以降は退勤していいですよ」ということです。

自分の仕事が終わらなければ終わるまで勤務する必要がありますし、定時で帰れる人は公務員の中でも当たりな職種でしょう。

また、公用車で現場対応に向かったりすると日中はそれだけで終わってしまい、デスクワークは夕方から・・なんていうこともザラです。

激務部署に働く人のなかには、勤務時間は無いようなものだと思っている職員もいますよ

仕事量

公務員の中でも忙しい時期とそうでない時期が存在します。

忙しくない時期であれば効率よく処理していくことで、そう残業も多くなく帰れる場合仕事量ですが、忙しい時期となると残業確定の仕事量が降ってきます。

しかし、これも部署により異なる上にイレギュラーな対応(政策変更、来客対応、緊急案件処理 等)が重なることもあります。

締め切りが存在する書類がある為、次々とベースとなる業務を処理していきますが、追加の案件が加わると多い感じます。

公務員は自分一人だけでは解決できない協議を要する事項もあります。様々な相手とペースを合わせていく必要がある為、より苦労するケースもあります

総合的に見ると・・

総じて見ると、個人の体験的にあまり楽な道は通ってこなかったですし、公務員の仕事は楽だとは思いません。

むしろ激務と感じる時期もあったので、公務員の仕事が楽だと断言している方は、一面のみを切り取って見ているように感じます。

公務員が直面する課題

公務員の仕事が楽だと見られてしまう背景と、大きな課題があります。

それは、頑張っても頑張らなくても同じ給料なので、職員のモチベーションの維持が難しいということ。

悪く言えば手を抜く職員が一定数いるということです。

この問題によって、対応された住民がやる気がないと感じてしまったり、適当な仕事をされた=楽な仕事 と感じたりすることもあるでしょう。

これは、着実に昇給していく給与制度の一方で、業績評価制度が非常に弱いという公務員の雇用体系が生みだしているものです。

もちろん頑張っている人もたくさんいます。しかし、どの企業でも皆が同じ熱量で仕事にあたっているとは言い難い実情があるのではないでしょうか。

公務員の仕事の多くが楽ではない理由とは?

公務員の仕事が楽ではない理由として、多くが日常的に直面する仕事の厳しさが挙げられます。

特に、専門性と社会的責任の大きさに一定の精神的な負荷が掛かっています。

公務員は日常的なプレッシャーにさらされつつも、社会や地域に対して積極的に貢献しようと努力し職務に専念しています。

例えば、医療機関、教育、福祉に関わる公務員は、専門的なスキルや豊富な知識を駆使して日々の業務に当たっています。

普段見ている姿は主に外部への対応です。これに加えて内部の業務がたくさんあることも・・

これらの業務は相手と密接に関わり、彼らの健康や生活に寄り添うために欠かせないものですが、丁寧なコミュニケーションと専門的な業務は、忙しさを加速させ、ストレスを伴う一因となっています。

また、近年では人材や人員定数の不足も大きな重しになっています。

緊急事態への迅速な対応や、高度な専門性を求められる中で、少ない人員で効率的に業務をこなす必要があります。

自治体の役所職員などで言えば、地域社会の発展や環境の保全に向けて様々なプロジェクトを推進し、その中で生まれる多くの課題に立ち向かっています。

話が進んでいくと、また新たな交渉事や課題が出てくるものなんですよね・・・

これには市民との連携や、理解を得られるための説明・対応が含まれ、プロジェクトを期間内で成功に導くためには、柔軟で無駄のない動きが求められています。

これらはあくまで一端ですが・・このような状況を少しでも理解することで、公務員としての大変さや、仕事の奥深さ、価値をより深く感じることができるでしょう。

地方公務員でも楽な仕事と激務がある?

公務員でも激務であっても、楽な仕事と大変な仕事があるのは事実です。

これは担当する業務内容と対応範囲のバランスが一律ではない為に発生してしまうものです。

しかし常に一定の業務を行うとは限らないので、公務員としては「楽な時もあれば、激務だと感じる時もある」と思っておくのがベストです。

楽な地方公務員の職種

私が地方公務員の中で楽な職種は何か、と答えるとしたら以下の業種になります。

わりと楽な職種主な理由
公立美術館・博物館・図書館勤務営業時間内の定例業務が多い
運動公園勤務業務の難度が比較的低い
市民センター・出張所勤務来訪者の絶対数が少ない

特徴として、これらの職に従事する公務員は、一般的に仕事が安定しており、残業や急務の発生が比較的少ない傾向にあります。

また、来客に対する日常業務が比較的予測可能であるため、退勤時間も一定しています。

ただし近年は公共施設の運営を民間に委託していたり、非常勤の職員を雇うなどして正規の職員を別の部署に回している印象があります。

簡易的かつ委託しやすいな業務も多い為、今後徐々に枠が無くなっていくかもしれませんね

激務な地方公務員の職種

次に地方公務員の中でも激務にあたる職種は以下の業種です。

激務な職種主な理由
人事業務服務全般+人事事務に多大な時間を要する
財政業務他部署との予算編成+調査報告+議会対応
福祉業務福祉の種類が多岐に渡る+付随業務も多い

これらに共通することは業務の予測が立てにくく、調整に膨大な時間を費やすことです。

特に対人業務に大きな負担があり、それを上手に各々が納得する形で調整するだけでなく、その過程を経て毎年度期日までに決めなければならない事項や完成させなければならない書類も多く存在しています。

財政ならお金、人事なら服務、福祉なら支援・・一筋縄ではいかないこともたくさんあり、日中は対人業務に追われてデスクワークが一切進まないこともあります

激務部署に配属されてしまった!?対処方法は?

私が過去に激務をこなしていた時に意識していた点を3つお話しします。

これが私にとっての最適解であったのかは定かではありませんが、毎月100時間超の時間外労働の中でも大病もせずに何とか乗り越えられました。

体調管理を重視する

とにかく身体が資本です。健全な心身が無ければ日々のパフォーマンスを最大限発揮することはできません。

その為、日頃から生活の基本となる食事と睡眠には気を使いました。

食事と睡眠どちらも気を付けたいですが、どちらか1つになったら迷わず「睡眠」です。

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良質かつ適切な睡眠時間という土台の上に、健康的な食事を意識することで、多少の疲れがあっても風邪や感染症に掛かりにくくなります。

また、病欠を回避することで、周囲に負担を掛けることなく、日々の業務をこなすことができていました。

激務部署は一人一人の業務負担が大きいので、一人分の穴が開いてしまうだけでも、大きな影響が出てしまいます。

優先順位を付けて労力を振り分ける

数多くある担当業務すべてに100%の力を注ぐのは正直不可能です。

理想はそうありたいです。

しかしそのような事を続けていれば、いずれ心身のどこかに支障が出て自分を蝕んでしまうでしょう。

その為、仕事の優先順位を見極めて、自分の持っている力を順次振り分けていく必要があります。

当然、中には納得できないクオリティになってしまうこともあるでしょう。でもそれはもう割り切ってください。

ゴールや目的がブレないように常日頃、優先順位を確認していくことが大事です。

当時の私にとっての目的は、重大な漏れや抜け等の穴を開けずに処理を進めていくことでした。

公務員の場合は明確な数字が見えにくいことも多いです。抱える案件が膨大な時には80点狙いでひたすらこなしていくイメージでいくことを推奨します。

細部にこだわってしまいがちな人は特に注意しましょう。次々とさばいていかないと沼にハマってしまいます

時短ツールはどんどん取り入れる

時間に余裕が生まれるのであれば、仕事・生活に係る時短ツールはどんどん取り入れていきましょう。

日頃の所要時間を1分でも短縮すれば、積み重ねることで何時間分にもなる価値をもたらします。

具体的に取り入れたいオススメツールは・・

時短ツール理由
ワイヤレスマウスデスクがスッキリする。操作が制限されない
デュアルディスプレイ広い画面&分割で作業できる
自動掃除機掃除の手間が省ける
全自動洗濯機洗濯~乾燥まで済ませてくれる
食洗器洗い物の時間がカットできる

まずはこれらがオススメです。

空いた時間を睡眠や仕事に回せるので、現代の文明の力を借りてどんどん効率化を図っていきました。

公務員として仕事が楽に感じるための考え方

公務員は最初から楽な仕事であると決めつけて希望し採用されてしまうと、実際とのギャップでモチベーションが低下してしまい長く続かないこともあります。

せっかく入った新進気鋭の若者が辞めてしまうのは非常に惜しい・・

それを防ぐためにも、以下の方法を試してみてください。

  • 今の仕事の良いところ・嫌なところ・自分の得意なことを紙に書きだす
  • 「嫌なところ」を「良いところ」と「自分の得意なこと」で克服できないか考える
  • 克服できそうだったら実際に行動に移してみる。

これは自分の弱みを、強みでカバーしていくという分析方法です。

弱みがある程度カバーできていれば、楽とまではいかないまでも勤めていけるという自信につながります。

ちなみに、①の部分が分からないという人は、まだ客観的に見れていないので、職場での経験値が不足している可能性があります。

何となく良い悪いではなく、何が良く何が課題なのかを具体的に記せるようになるまでは仕事を続けていくべきです

何となくツラいと感じるのは、適性云々ではなく何か別の要因があることが多いです。

また、周りの評判より自身の興味や特技に合致する職種を見つけていくことも大事です。

たとえば、体力に自身がある人は公安系の職種を、事務的な業務が得意な人は総務職を検討すると良いでしょう。

多少ツラいと感じていても、自分に適した業務と感じていたらある程度の困難は乗り越えられるものです。

元公務員が感じるワークライフバランスのリアル

公務員としての仕事が楽であれ、激務であれ、ワークライフバランスは維持しておきたいところです。

しかし実際にはどのような現状なのか、勤続20年の元公務員としてリアルな声をお届けします。

公務員における休暇取得のしやすさ

休暇取得のしやすさも自治体や職種によって変わってきます。

例えば文部科学省の調査によれば、教育の仕事に従事する公務員は、長期の休暇を取得しやすい時期がある事がわかります。

これは、学校の長期休業のシーズンに合わせて、休暇を取得することが影響しています。

夏季や冬季の休暇を活用してリフレッシュすることができ、仕事とプライベートのバランスをとりやすい特徴があると言えるでしょう。

しかし、一方で日頃から計画立てて、定期的に休暇を取得することは難しい状況もあります。

また、自治体の統計によれば、企画職や総務職など事務的な業務をメインに従事する公務員は、通年を通して業務の予測がしやすく、定期的な休暇を取得しやすいことがわかります。

これは事務的な業務が一定のリズムを持っているため、休暇の取得が計画的かつ柔軟に行える環境が整っていると言えます。

一方で、重要な係を任されている場合など、まとまった休みが取得しにくい部署も存在しています。

このように休暇の取得しやすさやタイミングも職種によって異なることがわかります。

私の各部署の同僚達も、休暇を余すことなく取得しようとしている者と、とても休暇を使い切ることは不可能だとぼやいている者と様々でした

全体的を通してみると、公務員の休暇取得状況については課題も残っています。

総務省のデータによれば、一部の公務員は残業や休日出勤が頻繁に発生し、休暇の取得を難しくしている実態があります。

休暇の取得を柔軟に促進する一方で、実態としては休みたくても休めないという状況も公務員全体の課題として発生しがちです。

公務員の仕事とプライベートのメリハリの付け方

公務員として働く中で、仕事とプライベートのメリハリをつけることは、充実感や生活の質を向上させる重要なポイントです。

私が実際に公務員として働く中で体験したことをもとに、仕事とプライベートをバランスよく両立させる方法について考えてみましょう。

どうしても公務員の仕事は業務の性質や所属する部署によって大きく異なります。

このことから、配属された部署や業務に応じて自分の働き方を模索していくことになります。

例えば私が過去所属していた総務職では、日々の業務が比較的予測しやすく、ルーティンワークが中心であるため、仕事とプライベートを切り替えることがしやすい環境にありました。

これにより業務終了後には、あらかじめ予定しておいた趣味や家族との時間を楽しむことができ、リフレッシュすることが出来ていました。

またある時期には、地域振興に携わる仕事に従事している時期もありました。

この部署は地域連携型のイベントやプロジェクトが近くなると、残業や休日出勤が増えることがあります。

しかし、逆にその大きなイベント期間が終われば、比較的余裕のある時期が続くこともあるので、休暇も取りやすくなり、メリハリのとれた働き方になっていました。

また、プライベートと仕事を上手に過ごしていくのも、以下のポイントが重要だと感じています。

柔軟な働き方を活用する

担当業務の内容によっては柔軟な働き方を導入し、一部リモートワークやフレックスタイムを活用することで、仕事とプライベートの調整がしやすくなります。

また、育児短時間勤務や特別休暇も活用し、仕事一辺倒にならないような生活を心がけると、気持ちに余裕が生まれて結果的に仕事に還元されることもあります。

とはいえ、公務員全体としては民間企業ほどのリモートワーク普及は難しい状況ですね。。やはり人があっての仕事な気がします。

同僚とのコミュニケーション

仕事は担当のみが抱えるのではなく、できるだけ進捗や予定を同僚と共有しあいましょう。

日頃から共有を図っておくことで、担当不在の際にもスムーズな業務遂行が期待でき、プライベートの確保と両立させることが可能です。

定期的な休暇の取得

忙しく休暇を取得する暇がない部署があることは分かっている上で、あえて「休暇を無理にでも取得する」ことを勧めます。

こうすることで意外に業務が捗ったり、予想以上に早く切り上げることができたりします。

1ケ月前位からあらかじめ上司に申請してしまうのもアリです。

自分が思っている以上に身体は疲弊していたりするもので、思い切って休暇を取得することで自分が気づけなかった異変に気付くこともあります。

私は頭から煙が出そうなほどに脳を酷使していた事に気付き、同時に十分なパフォーマンスが発揮できていない事が分かりました。以降は1時間でもいいから休暇を入れるなど、自分を労わる意識が高まりました

これらのアプローチを早くから実践することで、公務員としての仕事とプライベートのメリハリを付け、充実感あるキャリアと生活を築けることでしょう。

仕事とプライベートの両立は難しい面もありますが、自分の考え方1つで、充実感のある公務員生活が実現できることを実感しています。

【まとめ】公務員は楽か激務か?それは人それぞれ&職種しだい


結局のところ公務員の仕事が楽なのか激務なのかは、その人の能力や所属部署などによって大きく左右されます。

公務員業界を長く渡り歩いた私個人としては

・完結しやすく予定の立てやすい業務がメインの人は楽。

・支所のような窓口業務は楽だが、それゆえに民間委託も増えてきている

・対人業務や、着地点を探っていくような話し合いに時間を費やす機会が多い職種ほど激務。

・財務、人事、福祉系などは比較的厳しめ

このような印象があります。

激務だと感じた場合には、生産性があがるツールを取り入れつつ、心身の健康にも気を付けていきましょう。

また、理想と現実のギャップに苦しまないように自己理解を深めてください。

自分の強みと弱みを知ることで、業務量が多いのか、自分が苦手だから時間が掛かっているのかの客観的な分析が可能になりますよ

しかし、それもその時々の考え方や仕事のさばき方によって見方が異なることでしょう。

何かと数字で表しにくい公務員業界で、要領よく区切りを付けられる人は、比較的楽な働き方ができるかもしれません。

どのような部署であれ、近年ではワークライフバランスが大切になっていきます。

同僚と連携を図りながら、柔軟な働き方と定期的な休暇取得を目指し、仕事だけに偏らないようにしましょう。

色々大変だという声もある公務員ですが、社会に貢献する機会と安定性を提供し、多くの人々にとって魅力的な職業となっています。

柔軟な考え方や働き方を取り入れながら、健康に注意して自分にとってやりがいのある職業としていきましょう。

充実した公務員LIFEを!

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この記事を書いた人
はたらく(元)公務員
はたらく(元)公務員
地方公務員として20年間勤続。若手の頃からプロジェクトのリーダー等を務めていく中で、人事評価で「S」を取得し続ける。同期の中で最速で昇進を果たすも、働き方に疑問を感じ退職。 現在は新たな生き方を模索しつつ、公務員時代のノウハウをブログにしています。
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